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韓国:裁判所、光州市庁非正規職にも『クツワ』 | ||||||
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裁判所、光州市庁非正規職にも『クツワ』光州市の仮処分申請を認め...違反すれば50万ウォン
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2007年08月17日16時22分
組合員、光州市庁周辺の100mに出入もできず 最近、労使の紛糾で裁判所が会社側の営業妨害禁止仮処分申請を相次いで認め、 仮処分申請が新しい労働弾圧の道具として使われているが、3月8日、街頭に追 い出された後、原職復帰を要求して戦っている光州市庁清掃外注労働者も、今 では光州市庁の前に行くこともできなくなった。光州地方法院は、光州市が提 起した『業務妨害禁止仮処分申請』を認めたからだ。 光州市は6月27日、「142万光州市民が出入する市庁舎での喪服着用デモで市民 に嫌悪感を与えただけでなく、高性能な拡声器で公務員の業務に莫大な支障を 招いている」という理由で、市庁舎前と公館前200m以内の場所に解雇された 清掃外注労働者の出入とデモ行為を禁止する『業務妨害禁止仮処分申請』を光 州地方法院に出した。 光州地方法院は8月7日、これを認めて組合員が光州市庁社周辺100m以内の場 所の立ち入り、デモ行為の禁止、拡声器80デシベル以上禁止、プラカード設置 禁止、ピケデモ禁止などを決めた。組合員がこれに違反すれば、パク・クァン テ光州市長に50万ウォンを支払うよう決定した。
飲み水を取りに行くのも業務妨害? 公共労組光州全南支部光州市庁分会の組合員たちは、光州市が外注業者を変え る過程で集団解雇され、雇用継承を要求して光州市長との面談を要求した。だ が3月8日、裸で道に追い出された。彼女たちは市庁職員に引きずり出される直 前に上着を脱いで強く抵抗した。 それ以後、組合員たちは光州市庁前での出勤闘争を初め、一人デモなどの抗議 行動をしてきた。これに対して民主労総光州地域本部は声明で「光州市は絶叫 する非正規職労働者に対し、公務員の不法録音に抗議したこと、市場出勤時に 入口に立ってピケッティングをしたこと、庁舎に飲料水を受け取りに行ったこ となど、何の法的な瑕疵もなく業務妨害もしていないのに、何十回も告訴告発 を乱発した」とこれまでの状況を説明した。 光州市が指摘した『喪服着用デモ』は、6月末に光州で開かれた世界女性フォー ラム期間に女性非正規職労働者のくやしい理由を知らせる行動だった。 しかし光州市は最低賃金で黙々と働いてきた女性非正規職労働者のくやしい理 由に耳を傾けるどころか「自分たちの主張が受け入れられないので、無理に横 車を押す」行為だとし、耳を閉じているのだ。 これに対して公共労組は声明を出して「最近さまざまな地方自治体で外注業者 を変えても、こまれで働いてきた労働者を雇用継承する事例が増えている」と し「しかし光州市と裁判所は、再び非正規労働者の生存権を踏みにじる決定を 下した」と裁判所の決定を糾弾した。 続いて「光州市は今年、新しい外注業者と市庁舎清掃管理契約を結び、外注期 間を2年に1か月足りない23か月にして、非正規法が保障する2年以上雇用時の 正規職化義務から逃げている」とし「このように、光州市は非正規法が持つ 弱点を巧妙に利用している」と指摘した。 「光州市、市民の権利縮小を自ら証明」 公共労組光州全南支部のチョン・ウク支部長は、光州市庁の仮処分申請に対し て「光州市庁は恥ずかしいと思わなければならない」とし「地域市民が市庁前 で間違いの是正を要求する当然の権利を阻止するために仮処分申請を出し、こ れを裁判所が認め、光州市庁は何が誇らしいのか反省どころか報道資料まで作っ て配布した」と指摘し、「市民の権利を保護し拡張する本分を忘れた光州市は、 独裁政権と同じ行動をしている。公共機関としての役割を放棄したと見られる」 と話した。 続いて「むしろ光州市庁が自ら市民の権利を縮小させていることを証明するも ので、非正規職労働者の闘争に対する市民の反応はさらに良くなっている」と し「こうした地域市民の心を集め、最後まで闘争する」と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-08-19 03:30:12 / Last modified on 2007-08-19 03:30:13 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | ||||||