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韓国労総、労使政委復帰決定

非正規法案処理を控え、 労政関係は

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net

韓国労総、「対話と闘争の併行という組織運動の活動方針に対する枠組みを用意」

韓国労総が労使政府委員会の復帰を決めた。昨年6月、金テファン烈士死亡で 労使政委を脱退してから7ヶ月ぶりの決定だ。2日、韓国労総は会員組合代表者 会議を開き「これまで中断していた労使政府委員会と労働委員会などに全面的 に復帰する」と明らかにした。

2日、韓国労総は「社会的対話に全面復帰」という声明書を出し、△2月の国会 で非正規保護法案を立法、△労使関係改編方案と特殊雇用労働者労働三権保障 の議論のための労使政代表者会議を開催、△労使政府委員会改編方案などを労 使政と国会が共に議論することを提案した。

韓国労総は「労使政間の社会的対話の障害だったキムデファン労働部長官が更 迭され、新任労働部長官が就任、非正規立法以後の労使関係改編方案立法推進 など、対話のための雰囲気が作られている」と現在の労使政間の関係を評価し、 「2007年に予定されている複数労組時代に備え、総連盟単位としての対話と闘 争の併行という組織運動の活動方針に対する枠組みを準備しなければならない 時期だと判断する」と労使政委復帰の理由を明らかにした。

民主労総も労働委員会復帰に肯定的

民主労総も、労働委員会の復帰を肯定的に検討している。民主労総のペガンウ ク非常対策委執行委員長は、「民主労総はキムデファン労働部長官の退陣をか けて労働委員会を脱退していた」として「闘争で整理され、人事上で整理され たキムデファン労働部長官問題が整理されれば、復帰しなければならないと思 う」と明らかにし、3日に開かれる中央執行委員会会議で各種委員会への復帰 を議論する予定と伝えた。

こうした韓国労総と民主労総の動きは、労使政関係の対話の流れがまた形成さ れているものと見られるが、国会環境労働委員会が日程を確定し、来る9日の 全体会議で非正規関連法案の議決を確定しているため、それほど容易ではない という展望だ。

環境労働委、非正規法案処理日程の確定に民主労総は強く反発

環境労働委の決定に対して民主労総は声明で「非正規法案の拙速処理の企みは 卑怯だ」と強く反発した。民主労総は「キムデファン長官が辞める前に法案を 処理するということは、これまでキムデファン長官の退陣を主張してきた労働 界の要求を無視する処置で、非正規法案の実質的な利害当事者である労働界の 意志を無視して選挙時期を機会を利用し、強行処理しようとするのは軍事作戦 ならともかく、正しい処置ではない」と与野の動きを強く糾弾した。

続いて民主労総は「強行処理されると同時に即民主労総は総力闘争に突入する」 と述べ「政府は正々当々と労働界との対話で実質的な非正規権利保障立法をし ろ」と要求した。

民主労働党、「理由制限、雇用義務明確にすべき」

一方、民主労働党も声明で「理由制限を受け入れない政府の非正規法案の強行 処理は、座視しない」と明らかにした。民主労働党は「民主労総と韓国労総の 労働者たちが退陣を要求していた金テファン労働部長官の任期内に、こうした 強行処理の方針が確定したことについて、ヨルリンウリ党とハンナラ党に対し 深い憂慮と怒りを明確に伝える」と明らかにした。

続いて民主労働党は「常時勤務に対して正規職採用を原則とし、臨時職、契約 職などの期間制に対して使用理由を制限することがそれほど難しいことか。労 働部が不法派遣と判定されれば派遣法をなくすか、雇用義務制(雇用擬制) を 適用して問題を解決すべきではないか」と、現在残されている重要争点の理由 制限と雇用義務制を含まない非正規関連法案通過の試みを強く糾弾した。

2006年02月03日10時55分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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