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「地方自治体の福祉縮小を中断しろ」国会本庁進入の試み

地方自治体の社会福祉事業整備方案を糾弾...警察と二時間ほど対峙

ビーマイナー 2015.10.13 11:29

▲地方自治体社会保障事業整備方案に抗議して国会本庁前でデモをする障害者活動家ら[出処:全国障害者差別撤廃連帯]

障害者活動家たちは、 政府が推進している地方自治体社会保障事業の縮小方針に抗議して一時、 国会本庁に進入を試みて警察と衝突した。

全国障害者差別撤廃連帯に所属する活動家約60人は10月12日、 国会議員会館で開かれた「地方自治体社会保障事業整備方案糾弾国民公聴会」の後、 午後5時頃から国会本庁に進入、あちこちで警察と衝突した。

これに先立ち国務総理傘下の社会保障委員会は8月、各地方自治体独自の社会保障事業として実施する 5981の事業のうち1496の事業を類似・重複事業だという理由で統廃合する計画を出した。 これは総予算9997億ウォンにのぼる途方もない規模だ。

こうした福祉構造調整の方案には、地方自治体の独自予算により施行してきた 障害者活動支援追加支援、基礎生活保障死角地帯支援、各種親孝行・長寿手当てなど、 障害者と貧困層のための事業が相当数含まれていたため、 障害者界と市民社会は強く反発してきた。

この席で光州障害児権益問題研究所のトヨン活動家は 「基礎生活受給者の障害者に1〜2万ウォンを払う障害手当を削り、 人が人らしく生きるために必要な最低の手足になる活動保護予算を削るというのが今、 中央政府がしているまがい物の重複整備事業方案」だと糾弾した。

彼らは国会本庁前の階段とスロープなどから本庁の内部への進入を試みたが、 警察に遮られて二時間ほど対峙を続けた。 その後、午後7時頃に自主的に解散した。

一方、一部の活動家らは議員会館で、 金武星(キム・ムソン)セヌリ党代表とイ・ミョンス国会保健福祉委員会セヌリ党幹事の議員室を抗議訪問し、 社会保障事業縮小の試みを中断することを要求するデモを行った。

▲国会本庁進入を試みる障害者活動家らを国会職員が制止している。[出処:全国障害者差別撤廃連帯]

▲国会本庁階段前で警察と対峙している障害者活動家ら[出処:全国障害者差別撤廃連帯]

▲「障害者をみんな殺す地方自治体社会保障事業整備推進撤回しろ!」

付記
この記事はビーマイナーにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-10-14 15:15:49 / Last modified on 2015-10-14 15:15:50 Copyright: Default

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