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ブラジルでバス料金値上げ反対 ロビンフッド デモ

千余人が中央駅を占拠…無料乗車運動を展開

チョン・ウニ記者 2014.02.10 19:05

ブラジルのリオデジャネイロ当局の交通費値上げの方針に反対し、デモ隊が主要な駅を占拠して通勤客が無料で乗車できるように乗下車システムを統制した。

最近のガーディアンによれば、2月6日、約千人がブラジルのリオデジャネイロ当局による交通費値上げの方針に反対し、セントラル駅でデモ行進、駅と周辺のバス停留場を占拠して、その後、改札口を壊して通勤者を無料で乗車させるロビンフッド・デモを行った。

警察当局は、デモ隊にペパースプレー、催涙弾と閃光弾を投入して阻止しようとしたが、成功しなかった。

[出処:http://www.popularresistance.org/]

平和なデモ行進の後、数十人のブラックブロックの活動家が全力で疾走し、警察が駅の扉を閉める前に駅に入り、十字型の改札口を破壊して通勤者が料金を払わずに乗車できるようにした。 まもなくデモ隊は駅を埋め尽くしてドラムを叩き、歌いながらサンバを踊ってデモを行った。 数千人の通勤者はセントラル駅で破壊された改札口を通りプラットフォームに入った。

この日、デモ隊は駅の外にある券売機に火をつけるなどして当局のバス値上げに激しく抗議し、警察と対峙している時に20人ほどが連行された。

今回のデモは最近、リオデジャネイロのエドゥアルド・パエス市長が2月の9日からバス代を2.75レアルから3レアル(約130円)に値上げする方針を発表したことで発生した。 この費用は、月最低賃金724レアルの通勤者にとって、収入の6分の1を越える重い水準だ。

ブラジルでは昨年6月、当局のバス代値上げで全国80の都市で百万人以上が街頭デモを行うという全国的な騒動を触発した。 当時、デモ隊はバス代値上げの問題から、さらに住居、教育、医療福祉などのブラジル社会全般の問題を全面的に提起した。 威力的な路上デモの圧力の下で当時の料金値上げ計画は取り消されたが、リオデジャネイロ当局が値上げを持ち出したことで、また問題になった。

退勤中だった43歳のファビアナ・アラゴンは「このデモを完全に支持する」とし 「月給1000レアルの3分の1を交通費に使っているが、汚い車内で満員の乗客と共にエアコンもなく通わなければならない」と話し 「ひどい状況」だと付け加えた。

デモの参加者は6月12日に始まるワールドカップまで、さらに多くのデモが行われると予想している。

デモに参加した21歳学生ヤスミン・トゥハブナは 「政府は値上げではなく、サービスを向上させろ」とし 「ワールドカップの時になれば、もっと多くの集会があるだろう。 ワールドカップは不平等を悪化させる」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-02-11 08:56:40 / Last modified on 2014-02-11 08:56:41 Copyright: Default

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