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バングラデシュ火災惨事後、衣類労働者が激しくデモ

安全条件改善と責任者処罰要求... 首都ダッカで別の衣類工場から火災

チョン・ウニ記者 2012.11.26 23:59

バングラデシュ衣類工場の劣悪な労働条件による大火災に怒った労働者たちが 安全措置の改善と責任者の処罰を要求して激しいデモを繰り広げた。

11月26日のAFPなどの外信によれば、24日の晩(現地時間)火災が発生したダッカ に近い衣類産業中心地であるアシュリア地域で、数千人の衣類労働者が街頭を デモ行進して、作業場の安全条件改善と責任者の処罰を要求した。

▲衣類工場の火災惨事後、同僚の死に怒った労働者が衣類工場の扉を壊そうとしている。[出処:http://www.voanews.com画面キャプチャー]

火災生存労働者と地域の労働者たちは、「死の罠を終わらせろ」と叫びながら、 バリケードで道路を封鎖してデモ行進した。また工場に石を投げ、車両を破壊 して、今回の惨事に対する悲しみと怒りを現わした。アシュリアでは、ウォル マート、H&M、テスコなどに納品する500件以上の工場はこの日、デモが 悪化しかねないことを理由に休業した。

衣類労働者はまた、政府に死者の数の正確な調査を要求している。火災の後に 数人の同僚が行方不明になっているが、まだ明らかになっていない。火災原因 はまだ調査中だ。調査官は焼けた工場を調査中で、2週間のうちに政府に調査の 結果を提出する計画だ。外部に通じる非常口がなかったことで、人命被害が大 きくなったという。生存者は漏電を疑っている。最低112人が死亡し、100人以上 が怪我をしたと発表されているが、犠牲者の数はさらに増える展望だ。

バングラデシュ政府は27日を国家哀悼の日として、この日、すべての繊維工場 に休業を命じた。繊維生産輸出人連合は、死亡者への補償と負傷者への治療費 を支払うことを約束した。死者の家族は1230ドル(約134万ウォン、日本円換算 約10万円)が支払われる。

バングラデシュには約4千の繊維工場がある。労働組合はかなり前から工場内の 安全措置の改善を要求してきた。2006年以後、バングラデシュ衣類産業ブーム で発生した数十件の工場火災で、すでに600人以上が死亡したが、経営者は誰も 劣悪な安全措置についての処罰はされなかった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-11-27 03:08:20 / Last modified on 2012-11-27 03:08:34 Copyright: Default

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