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みなさん

東京東部労組の須田です。
以下、葛飾福祉館支部の闘いの報告です。

【葛飾福祉館支部の闘い】
組合員が地域ぐるみで高齢者の命の保障を要求!

社会福祉法人葛飾福祉館が葛飾区内で運営する高齢者介護施設「こひつじデイサービスわ
が家」の職員らでつくる全国一般東京東部労組葛飾福祉館支部は、法人側が同施設の閉所
を一方的に決めたことを受けて同施設を利用している高齢者とその家族らに向けた利用者
説明会を開催するよう法人側に要求し、4月12日に同施設で実施させました。

説明会には法人の大高幹理事長や大高雅子理事らが出席し、赤字を理由に4月末で閉所す
ることを説明しましたが、利用者の家族からは「理事会は本当に経営努力してきたのか」
という疑問が相次ぎました。これに対して理事長らは「このたびは断腸の思いで……」と
くり返すだけで、事業継続のための具体的な努力を説明することができませんでした。

「たった一枚の紙だけで施設を閉めると言われても来月から利用者は行くところがなく路
頭に迷ってしまう。次の移動場所が見つかっても高齢者へのストレスは大きい。命にかか
わる問題に理事会は向き合っていない」という怒りの声を家族と支部組合員が一体であげ
ました。

施設に長年通い介護を受けている高齢者の方々自身からも「職員の人たちには本当に良く
してもらっている。その施設がなくなるのはさみしい。(閉所の知らせには)びっくりし
ている」などと発言があり、突然の閉所通知に動揺を隠せない様子でした。

こうした切実で真剣な訴えに押される形で、理事長らは「利用者の方々全員が次の移動場
所が見つかるまでは4月末の期限を過ぎても施設での事業を延長します」と回答し、その
旨を記載した誓約書にその場で署名しました。

東部労組と葛飾福祉館支部では今後も法人側の無責任かつ不誠実な閉所決定に対して高齢
者の命を守ることを最優先に地域ぐるみで闘っていく決意です。みなさんのご支援をよろ
しくお願いします!

■参照ブログ記事
https://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/6c413f6e736d004e261f1aa77dfff551

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