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たんぽぽ舎です。【TMM:No5148】
2025年2月8日(土)地震と原発事故情報−
            3つの情報をお知らせします
                  転載・転送歓迎
━━━━━━━ 
★1.原発事故は終わっていない
  アレから14年、反省なき原発回帰
  柏崎刈羽再稼働の是非は県民が決める     
            菅井益郎(国学院大学元教授)
★2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
 ◆  ふぇみ・ゼミ&カフェ主催・・・2つのご案内
     1.3月1日(土)18:00〜20:00
       「社会調査をどう司法に活かすか〜レイシャル
               プロファイリング調査を中心に〜」
     2.ワークショップ「これからどうする選挙とデマ、差別」
    3月3日(月)19:00〜21:00
  ◆3/8福島を忘れない〜2025脱原発行動
     3月8日(土)13:30より15:00   
          おおがみ公園(秦野駅南口下車徒歩3分)
★3.新聞より3つ
  ◆最終処分場2〜50ヘクタール、減容化応じて 除染土、環境省が4案
      (2月8日 10:00 「福島民友」配信)
 ◆米軍は尖閣諸島を守らない
  米国のキッシンジャー「条約で日本を守るということはしない」
  日本外交と政治の正体<553>             孫崎 享
      (2月6日発行「日刊ゲンダイ」5面より)
 ◆<ぎろんの森>「森友」忖度の構図解明せよ
     (2月8日東京新聞朝刊5面「ぎろんの森」より)            
 
━━━━━━━ 
※2024年11月23日(土)、たんぽぽ舎は新事務所に引っ越し致しました。
 徐々に、段ボール箱の山が減っています。
 学習会スペース(暫定)(イスのみで約30名可能)を確保しました。
 室内のレイアウト確定(間仕切り)もこれからです。

 引っ越しに際し、皆様のご協力に深く感謝致します。
 多数の方から、200万円余の「引っ越しカンパ」(1/31現在)を
 いただきました。
 大変ありがとうございます。引き続き、受付中です。

 新住所は、以下の通りです。電話番号・FAX番号も変更ありません。
 お近くにおいでの時は、ぜひお立ち寄り下さい。
 JR水道橋駅西口より約4分、神保町駅A2出口から9分くらいです。

 一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、
               日曜・休日はお休みです。
   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-3-1 TKiビル3F
                TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
                HP http://www.tanpoposya.com/ 
(HPの地図はまだ更新されていません、努力中です、お時間を下さい)
━━━━━━━ 
※たんぽぽ舎公開3回講座
 東電福島第一原発事故から14年目、私たちは3.11を忘れない!!
 「新たな舞台(公害等調整委員会)」で健康被害の立証を!
 福島原発事故健康被害の因果関係論を世に問う!

☆【第1回】2月15日(土)14時〜16時30分(開場13時30分)

 講 師:藤原寿和(福島原発事故被害放射能毒・化学毒原因裁定を
          求める会共同代表&事務局長)
 会 場:たんぽぽ舎会議室
 参加費(資料代含む):900円(学生500円)
  予約必要(定員30名)
 たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール」
  <tanpopo3238@yahoo.co.jp> あてに、ご氏名と電話番号を
  お知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

☆【第2回】3月15日(土)14時〜16時30分(開場13時30分)
 講 師:山田國廣(京都精華大学名誉教授、環境学)
 会 場:たんぽぽ舎会議室  予約必要(定員30名)
 参加費(資料代含む):900円(学生500円)

☆【第3回】4月19日(土)14時〜16時30分(開場13時30分)
 講 師:藤原寿和&山田國廣対談
 会 場:たんぽぽ舎会議室  予約必要(定員30名)
 参加費(資料代含む):1000円(学生500円)
※【第2回】、【第3回】も予約方法は同じです。
━━━━━━━ 
※2月20日(木)《シリーズ戦後改革 7回連続講座》山田 朗さん

  第3回「GHQの経済民主化政策」

 お 話:山田 朗さん(明治大学文学部教授、
            明治大学平和教育登戸研究所資料館館長)
 日 時:2月20日(木)18時より20時30分 開場17時30分
          最初の30分は、主催者のプレゼンがあります
 会 場:「スペースたんぽぽ」 予約受付中(定員30名)
 参加費:800円(資料代含む)
  予約方法:2/15(土)と同じです。

  次回以降のご案内
  第4回 3月17日(月)「戦後労働運動と2.1ゼネスト」
  第5回 4月17日(木)「ドッジラインとシャウプ勧告」
  第6回 5月15日(木)「G2と『逆コース』、朝鮮戦争と再軍備」
  第7回 6月26日(木)「サンフランシスコ講和条約と日米安保」
━━━━━━━ 
※2月21日(金)第45回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)
 福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!
 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:2月21日(金)18時30分より19時45分
 場 所:首相官邸前
 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
 定 例:毎月第3金曜日

 次回の第46回は、3月21日(金)18時30分より19時45分です。
━━━━━━━ 

┏┓ 
┗■1.原発事故は終わっていない
 | アレから14年、反省なき原発回帰
 | 柏崎刈羽再稼働の是非は県民が決める
 └──── 菅井益郎(国学院大学元教授)   
                                    
 東京電力福島第一原発では3基の原子炉がメルトダウンし、最長40年
かけて廃炉解体するとされていたが、処理作業の見通しはまったく立た
ない。2号機の炉心溶融物(デブリ)はわずか3グラムの採取にさえ
何度も失敗しているありさまである。昨夏から生命に関わるトリチウム
H3などの放射能を含む汚染水が漁民や多くの人々の反対を押し切って
海洋投棄されているが、その一方毎日100トンもの汚染水が新たに生じて
いる。
 被害民は損害賠償と生業の回復を求めて訴訟を起こしているが、裁判
では東電の責任を認めても国の責任は一切認めない。深刻なのは現段階で
380人もの子どもたちが甲状腺がんを患っているのに、福島県県民健康管
理調査検討委員会も国の専門機関も原発事故との因果関係を否定し
続けている。
 また避難先で暮らす人々は未だに全国で2万数千人以上に上っている
中で、福島県は国の方針を受けて、被害民に寄り添うはずの行政が、
あろうことか被害民を避難者住宅から追い出す裁判まで行っている。廃炉
も進まず、原発事故の被害者救済も不十分な状況が続いているのに、復興
面のみ強調され、福一事故はなかったかのような印象操作が目につく。
  
○原発から完全撤退したイタリアとドイツ
 
 第2次世界大戦に敗戦したドイツとイタリア及び日本は、1950年代米
英の核戦略下で原子力開発を開始した。ドイツ、イタリアとも1970年代
からは反原発、反核ミサイルの運動が大きくなり、79年のアメリカのTMI
原発事故、86年の旧ソ連チェルノブイリ(現チョルノービリ)原発事故
で直接放射能汚染に曝されたために、イタリアは1987年国民投票により
原発からの撤退を決めた。その後リーマンショック後の不況の中で「原発
建設法」が作られるが、2011年3月の東日本大震災と福島原発事故が発生
したこともあり、6月再び国民投票で同法は廃止された。
 ドイツもイタリア同様に反原発・反核運動が次第に激化し、ドイツ統一
後諸団体は原発の段階的廃止に合意していたが、2010年不況下で産業界
と電力業界が異議を申し立て、メルケル政権は廃止延期を打ち出した。 
その直後3・11福一事故が起こり、メルケル政権は 「安全なエネル
ギー供給のための倫理委員会」を設置し、その提言に基づき12年以内の
原発の全廃を決定した。現実に2023年4月ドイツの原発はすべて停止した。
  
○柏崎刈羽再稼働の是非は県民が決める
  
 2020年以降のコロナ危機で世界の産業活動は停滞しエネルギー消費は
減少、価格も低下したが、コロナ危機からの回復につれてエネルギー価格
も上昇し始め、ロシアのウクライナ侵攻により全世界的にエネルギー価
格が上昇し、原発回帰の趨勢が強くなった。だがチェルノブイリ原発事故
や東電福島第一原発事故を機に脱原発路線に舵を切ったイタリアやドイ
ツなどEU諸国は、ロシアからの天然ガスが入らなくとも、賢明にも原発
回帰には向かっていない。
 しかし日本政府は3・11原発事故などなかったかのように再稼働と核燃
サイクルに血眼だ。被害者救済を怠り、事故炉の後始末の見通しもない
まま、汚染水の海洋投棄をしている。
 岸田政権の首席補佐官島田隆は元経産事務次官、東電常務の経歴を持
つ。規制の重要部分は再び経産省の管轄にして、原発40年ルールは破棄、
60年超え運転を可能にする。安全性よりも電力経営を重視した政策であ
る。何がGXだ!廃棄物処理の出来ない原発が「グリーン」のはずがない。

 新潟では「原発再稼働の是非は県民が決める」を合言葉に、県民投票
条例の制定を求める直接請求の署名運動を11月から始め、1月末15万筆
を超える署名が集まった。「電力は東京、放射能は新潟」などまっぴら
ごめんだ!
 (注記:この原稿は、「九条の会・さいたま」のニュースレター
 第59号(24年10月19日)に掲載されたものに一部修正加筆したものです。)


┏┓ 
┗■2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
 └──── 
 
◆  ふぇみ・ゼミ&カフェ主催・・・2つのご案内

 1.3月1日(土)18:00〜20:00
  宮下萌さん「社会調査をどう司法に活かすか〜レイシャル
      プロファイリング調査を中心に〜」
  https://24chousa.peatix.com/

 2.ワークショップ「これからどうする選挙とデマ、差別」
  3月3日(月)19:00〜21:00
  講師:ふぇみ・ゼミ運営委員(熱田敬子さん、飯野由里子さん、
     梁・永山聡子さん)
  https://fakeandvote.peatix.com/

 主催:ふぇみ・ゼミ&カフェ

 ◆3/8福島を忘れない〜2025脱原発行動

 日 時:2025年3月8日(土)13:30より15:00
 場 所:集合13:30 おおがみ公園(秦野駅南口下車徒歩3分)
 スタンディング行動:秦野駅北口・まほろば大橋13:45より
 (2011年3月11日の東日本大震災の発生時刻14:46に参加者全員で
 1分間の「黙とう」を捧げます)
 呼びかけ団体:「脱原発グリーンパレードinはだの」を歩く会、
         はだのALLs
 連絡先:内藤忠彦(090-5547-8446) 木村晴生(090-9147-7529)
     中村雅彦(090-6340-5840)
 参加費無料(できれば、みなさんの想いを込めた「プラカード」や「ゼッケン」を準備して
ご参加下さい)


┏┓ 
┗■3.新聞より3つ
 └──── 

 ◆最終処分場2〜50ヘクタール、
  減容化応じて 除染土、環境省が4案

 東京電力福島第1原発事故後の除染で出た土壌と廃棄物の最終処分を
巡り、環境省は7日、可能性のある技術を組み合わせた選択肢(シナリ
オ)4案の詳細を明らかにした。濃縮して最終処分量を減らす「減容化」
の度合いに応じて、処分場の面積は2〜50ヘクタール、放射能濃度は
1キロ当たり数万〜数千万ベクレルの範囲でそれぞれ増減する。政府は
各選択肢を基に新年度以降、最終処分地の具体的検討に着手する。

 最終処分量を減らせば施設が小規模で済む一方、放射能濃度は高まり、
処分地選定の難航や管理期間の長期化が懸念される。同省は減容化技術
の組み合わせにより、実現性の高い4案を検討。東京都内で開いた作業
部会で、最終処分量や濃度、施設の構造・面積などの試算結果を【表】
の通り示した。

 今後の見込みを含め、土壌の総発生量は1485万立方メートル、廃棄物
の焼却灰は42万トンと推定。試算によると、減容化を最大限実施した場
合、最終処分量は5万〜10万立方メートルで、施設面積は2〜3ヘク
タールまで抑えられるが、放射能濃度は数千万ベクレルに上昇する。
一方、減容化をしないと濃度は数万ベクレルと低くなる半面、施設の
必要面積は最大50ヘクタールまで増える。

 処分場は濃度に応じて、各シナリオで3種類ずつ造る。10万ベクレル
を超える処分対象物はコンクリートで雨などの浸入を防ぐ遮断型相当の
構造を想定。濃度が下がるにつれ、遮水シートを設ける管理型相当、埋
め立てて土をかぶせる安定型相当とする。いずれも浅い地中に埋める
処分方法で、周辺住民が追加で受ける放射線量は国際基準の年間1ミリ
シーベルト以下を満たす。管理終了の要件は今後検討する。

 総コストの試算には至らず、減容化するほど高額になるとの説明にと
どめた。1キロ当たり8千ベクレル以下の低濃度土壌の再生利用にも
運搬費などがかさむとみられるが、総額は不明のままだ。

 4案はいずれも、低濃度土壌を全て再生利用できた場合を想定。仮に
再生利用が進まなかった場合、いずれのシナリオでも、700万〜800万立
方メートルの土壌を最終処分に回す必要が生じるという。

 4案から絞り込む方法や時期は未定。政府は全省庁横断で最終処分
目指す態勢を構築し、春に基本方針、夏に2045年3月までの工程表を
それぞれ策定する方針を掲げている。

 除去土壌と廃棄物の最終処分 中間貯蔵施設(大熊町、双葉町)は
昨年12月現在、計約1400万立方メートルの除去土壌と廃棄物(草木など)
を保管している。国は8千ベクレル以下の土壌を公共事業などに再生
利用し、残る8千ベクレル超の土壌と廃棄物を県外で最終処分する方針
。中間貯蔵・環境安全事業株式会社法は、2045年3月12日までの県外
最終処分完了を国の責務と定めている。
      (2月8日 10:00 「福島民友」配信)
       https://www.minyu-net.com/news/detail/2025020810430533023


 ◆米軍は尖閣諸島を守らない
 米国のキッシンジャー「条約で日本を守るということはしない」
 日本外交と政治の正体<553>
                        孫崎 享

≪中谷元・防衛相は(1月)31日、トランプ米政権の国防長官に就任した
ヘグセス氏と初めて電話で協議した。米国の日本防衛義務を定めた日米
安保条約第5条の沖縄・尖閣諸島への適用も確認≫(朝日新聞から)
 この記事を読んだ多くの読者は、尖閣諸島で日中軍事衝突が起きた
場合、「米軍は直ちに戦闘に参加してくれるのだな」と思っただろう。
 しかし、現実は違う。「尖閣諸島が日米安保条約の対象であること」
と、「米軍が参加する」ことは意味が異なる。

 それを理解するためにNATO条約を参考に挙げる。
 NATO条約は第5条で「締約国に武力攻撃が行われた時」には「各
締約国が、北大西洋地域の安全を回復するために必要と認める行動
(兵力の使用を含む)を直ちにとる」としている。
 一方、日米安保条約はどうなっているか。
 安保条約第5条は、各締約国は武力攻撃があった時、「自国の憲法上
の規定及び手続きに従って共通の危険に対処するように行動することを
宣言する」とある。
 自国の憲法とは何を指しているのか。
 米国の憲法第1編「立法部」第8節「連邦議会の立法権限」、「第11
項」には「戦争を宣言し」とある。
 すなわち外国との武力行為は議会が決めるのであり、日米安保条約
第5条は何ら軍事行動を約束していないのである。

 故・キッシンジャー元大統領補佐官1971年10月22日、中国の周恩来
との会談でこう言っていた。
 「日本が攻撃された時に、我々が日本を防衛したいと思えば、防衛
することは出来る。核の時代においては、国家が他の国を防衛するのは
条約があるからではありません、自国の国益が危険にさらされるから
なのです」
 彼はまた「条約で日本を守るということはしない」とも言っている。
 この本音は米国政府の一貫した方針で、これと異なる説明を中国に
行っていることはないだろう。

 さらに言えば、尖閣諸島周辺の米中軍事バランスは大きく変わった。
 1990年に中国の天安門事件をめぐる報道でピュリツァー賞を受賞する
などしたニューヨーク・タイムズ紙の著名コラムニストのクリストフ氏
は2019年、同紙で<中国は軍事力を大幅に増強してきた。ペンタゴンが
行った、台湾海峡における米中の戦争ゲームで、米国は18戦中18敗した
と聞いている>と書いた。
 尖閣諸島で日中武力紛争が起きても、米軍は出撃しない。「尖閣は日米
安保条約対象」という幻想が今も拡散され続けているのである。
            (2月6日発行「日刊ゲンダイ」5面より)


 ◆<ぎろんの森>「森友」忖度の構図解明せよ

 安倍晋三内閣当時、学校法人森友学園への国有地売却に関する決裁
文書を、財務省が改ざんした問題。関連文書の存否を明かさず不開示と
した国の決定を取り消した大阪高裁判決を巡り、政府が最高裁への上告
を断念しました。
 この判決が出た際、東京新聞は4日の社説「森友問題の文書 国は直
ちに開示せよ」で「速やかに開示すべきだ。間違っても、別の理由をつ
けて不開示にするような対応をとってはならない」と指摘した上で、
石破茂首相に対して「同省に速やかな開示を指示するのが筋ではない
か」と訴えましたので、政府の決定は妥当だと考えます。
 この問題の発端は、当時現職首相だった安倍氏の夫人、昭恵氏を名誉
校長とし、一時「安倍晋三記念小学校」名目で寄付金を集めていた
森友学園に、国有地が格安で払い下げられていたことでした。
 問題が発覚すると、安倍氏は国有地払い下げや小学校認可への関与を
否定し、「関係しているということであれば首相も国会議員も辞める」
と発言。同省はつじつまを合わせるために、昭恵氏や政治家の記述を
削除する公文書改ざんに手を染めたのです。
 この首相発言がなければ近畿財務局の元職員赤城俊夫さんが改ざんを
指示され、自死を選ぶこともなかったと思うと、怒りを禁じ得ません。
 安倍内閣当時、首相や菅義偉官房長官ら政権中枢に対する官僚らの忖
度が横行していました。国民を政権中枢の意向に沿わない「敵」と、
意向に沿う「味方」にわけ、敵は徹底攻撃する一方、味方には便宜を図
る分断政治です。

 安倍氏と自民党総裁の座を争った石破氏は当時、格安で国有地払い下
げを「非常に奇怪な話」真相究明のために第三者機関による調査検討を
求めていました。
 石破氏は今、少数与党で苦しい政権・国会運営を強いられていますが、
安倍政権当時の分断政治や、過度の金融緩和や財政膨張で日本経済から
政策の柔軟性を失わせたアベノミクスと決別するなら、首相交代の意味
はあります。
 文書が開示されても黒塗りばかりでは意味がありませんので、石破氏
は原則全て開示するよう指示すべきです。加えて、誰が誰に忖度して公
文書改ざんに至ったのか、解明する責任があることも忘れてはなりません。
     (2月8日東京新聞朝刊5面「ぎろんの森」より)

━━━━━━━ 
※【動画アップの紹介】

☆maruo yukifumiさんのツイキャス
・20250205第79回日本原電本店抗議1
  https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810486327 
・20250205第79回日本原電本店抗議2
 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810488553 
・20250205第137回東電本店合同抗議1
 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810491322 
・20250205第137回東電本店合同抗議2
 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810493209 
 20250108第136回東電本店合同抗議行動
 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/808835379 

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より
  https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 

・20250121 UPLAN【政府交渉】東京電力に原発を動かす資格があるのか?
 −柏崎刈羽原発の再稼働問題を考える−
 https://www.youtube.com/watch?v=MxPHlgNIvME 
・20250121 UPLAN【院内集会】東京電力に原発を動かす資格があるのか?
  −柏崎刈羽原発の再稼働問題を考える−
 https://www.youtube.com/watch?v=t0Mqqg-NO9w 
・20250119記録映像:阿部悦子・染裕之
 『奄美大島からの辺野古土砂調達、「南西諸島」から全国に広がる
   自衛隊配備を問う』
 https://www.youtube.com/watch?v=6mMzbE1aMgQ 
・20250116 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第2回】
 「日本国憲法で日本はどう変わったか」
 https://www.youtube.com/watch?v=n6nt_Ahlp9g 
・20250112 UPLAN 浜田寿美男「何もやっていない人がなぜ自白する?
 日本の刑事司法の現状:無理が通れば、道理が引っ込む」
 https://www.youtube.com/watch?v=_w5H1bgCUcw 
・20241218 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第1回】
 「敗戦と占領・民主化指令」
 https://www.youtube.com/watch?v=VQ9bf3qkCdw 
・20241204 UPLAN 第77回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議
 行動・核汚染水海洋投棄を中止せよ!東電は原発事故の責任をとれ
 第135回東電本店合同抗議!
 https://www.youtube.com/watch?v=Ue97RXLybtI 
・20241130 UPLAN 東海第二原発を今こそ廃炉へ!
 https://www.youtube.com/watch?v=WeHNY0_QfoI 

☆広瀬 隆…私のYouTube「ロックフェラー財閥シリーズ第26話」で
 5月5日、「チェルノブイリ原発事故と放射能の基礎知識」を掲載。
 https://youtu.be/rRg2bq8B-Dk 
・ソ連の“ウラルの核惨事”と“キューバ・ミサイル危機”大事件に
 ついては「ロックフェラー財閥シリーズ第25話」
 https://youtu.be/6g2-jh1J9JU 
・“スリーマイル島原発事故”の被害とイギリスの“ウィンズケール
 再処理工場”による海の汚染は「ロックフェラー財閥シリーズ第24話」
 https://youtu.be/4XFzySIQi10  ぜひ、ご覧下さい。

────────── 
☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」
 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。
  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より
 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と
 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合
 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。
 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

5.【読者からのつぶやき】(仮)
 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、
  タイトルも付けて下さい。
 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、
  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、
  武器輸出問題、パンデミック条約…等々
 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで
  在住県名を入れて下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の
 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。
 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も
 あります。ご了解下さい。

────────── 
 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの
  「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
 ◆メールマガジンをお送りします
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