本文の先頭へ
LNJ Logo ひょうたん島研究会:教員の「心の病」を増やしている「主犯」は文科省
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1736469119725st...
Status: published
View


ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
以下の雑文を書いたので、紹介します。

───────────────────────────────────
                    しつこいようだが、
          朝日の「社説」に茶々を入れる
                    T.T.0666(ひょうたん島研究会)
───────────────────────────────────
 もういい加減ウンザリしているのだが、似たようなことを書き続けているので
致し方ない。こちらも似たようなことを書き続けることにする。今回のテーマは
今日1/10に載っていた朝日の「社説」についてである。タイトルは「教員の『心
の病』/早急に効果的な対策を」。本文を読まなくてもどんなことが書かれてい
るか想像できてしまうことが情けないというか、何というか・・?
 まず、冒頭の段落ーー。
┌─────────────────────────────────┐
│ なぜ「心の病」で休む教員は増え続けているのか。国や教育委員会の対策│
│は妥当か。(以下略)                                               │
└─────────────────────────────────┘
 「?」は付いてないけど、「妥当か」というのは質問なんだと思う。ぼくの方
で勝手に答えさせてもらう。「妥当でない」。似たような問いに文科省も各教委
も応えているのに、「効果的な対策」など、行われた試しがない。対策には常に
失敗してきたのだと、少なくともぼくは思う。
┌─────────────────────────────────┐
│ 文科省はこれまで有識者の提言などを元に、自治体に研修や相談態勢の充│
│実などを求めてきた。だが、精神疾患で休む教員の増加が止まらないため、│
│全国の教委に要因を尋ねた。(以下略)                               │
└─────────────────────────────────┘
 ぼく、「心の病」を増やしている「主犯」は文科省だと思っている。「実行犯」
は、程度の差はあるが、各教委。特に悪いのが、都教委と大阪府・市教委。「心
の病」の要因を聴く相手は現場教員以外にないだろうと、少なくともぼくは思う。
┌─────────────────────────────────┐
│ とはいえ休職の要因となった学校環境を改善しなければ、心を病む教員は│
│減らない。国、教委、学校それぞれの立場で、引き続き業務の精選など働き│
│方改革」に努めなければならない。                                   │
└─────────────────────────────────┘
 しつこいようだが、「国、教委、学校」が「改革」に努めた結果として、現状
がある。文科省や教委に好き勝手をさせず現場の発想を生かすこと以外に、「効
果的な対策」が生まれるはずはない。(25/01/10午前)

Created by staff01. Last modified on 2025-01-10 09:32:00 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について