「わだつみ会;8・15集会」全国オンラインで開催 | |||||||
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「わだつみ会;8・15集会」全国オンラインで開催日本戦没学生記念会(わだつみ会)事務局の小野です。本日、8月15日は、1945年8月15日のアジア太平洋戦争(15年戦争)日本敗戦から77年目に あたります。 私たち「日本戦没学生記念会(わだつみ会)」は、 「再び戦争の悲劇を繰り返さないため、戦争を体験した世代とその体験を持たない世代の 交流、協力をとおして戦争責任を問い続け、平和に寄与することを目的とする」(日本戦 没学徒記念会・わだつみ会規約)市民平和団体です。 今年の「わだつみ会;8・15集会」は、コロナ感染者拡大のため、昨日8月14日午後、全国 各地からの多くの参加者でオンラインで開催しました。 冠木克彦理事長の開会挨拶後、西尾慧吾さん(1998年生まれ。米イェール大学在籍。 「ヤマトにおける沖縄戦平和学習」の研究と実践に励む傍ら、「遺骨で基地を作るな!緊急 アクション!」呼び掛け人として、「遺骨土砂問題」意見書採択運動に尽力し、全国の200 自治体以上で意見書提出を実現した)が、<『遺骨土砂問題』意見書運動を通し、市民運動 の前進と強化>と題した講演・問題提起を行いました。 西尾さんの講演では、「『遺骨土砂問題』の経過」、「遺骨土砂問題」の現状と今後の流れ」 「市民の無関心とメディアの報道寡少との悪循環」。「必要なのはヤマトンチュの覚 悟と想像力」、「『鉱山のカナリア』にされる沖縄」、「無力感に駆られず、「草の根の民主主義」 を信じて」、「意見書採択の全国化」、「意見書採択運動の今後と課題」、「遺骨土砂問 題の現在 」、「皆さんの地域でも運動を! 」、「維新への対抗のため、 辺野古と夢洲の類似性を示す!」、「今年は「沖縄の復帰」・日中国交正常化から 年 → 沖縄とも中国とも対」、「沖縄を他人事扱いしない!」、「緊張感なき軍拡には断固反対 」、 「沖縄戦を繰り返す気!?」の内容での問題提起があり、その後、参加者による質疑と多彩な 視点からの意見交換をおこないました。 ◆以下の「わだつみ会」オンライン連続講座第3回にぜひご参加ください。 よろしくお願いいたします。 お元気で。再見。 「わだつみ会」オンライン連続講座第3回にご参加下さい! ◇日本戦没学生記念会(わだつみ会)は、「再び戦争の悲劇を繰り返さないため、戦争を 体験した世代とその体験を持たない世代の交流、協力をとおして戦争責任を問い続け、 平和に寄与することを目的とする」(日本戦没学徒記念会・わだつみ会規約)活動を 1955年創立以来続けてきました。私たちは、今こそ、戦争加害・戦争被害・戦争責任・植民地 支配責任を伝えられる「わだつみ会」が、不戦・非戦・反戦の立場から、その歴史を継承 し役割を果たす時だと考えています。 「わだつみ会」は、2022年度、会員や市民・学生を対象に、これまでオンライン(Zoom会 議方式)による「オンライン連続講座」を2回開催しています。 ◆今回、「オンライン連続講座」第3回を、9月10日(土曜日)午後1時半〜4時に開催致 します。 ◇「オンライン連続講座」は無料です。ぜひご参加ください。参加をご希望される方は、 氏名明記の上、Eメール(noborun2@amail.plala.or.jp)まで、お申し込み下さい (先着100名まで)。 ◇参加申し込みされた方には、URLとパスワード、資料を送ります。もし、9月9日(金曜) 20時までにパスワード等が届かない場合は、090−3161−8677(永島)までご連絡くだ さい。 ◇「わだつみ会」オンライン連続講座の参加費は無料です。 ◆カンパは大歓迎です。 郵便振替口座:00170-0-161293 日本戦没学生記念会 ◆主催:日本戦没学生記念会(わだつみ会) 連絡先:電話 090−3161−8677 メールアドレス(noborun2@amail.plala.or.jp) *************************************** ***** <「日本戦没学生記念会(わだつみ会)」オンライン連続講座第3回> 「日本の平和博物館の歴史と現状―日本の15年戦争を中心に」 ◇日時:2022年9月10日(土曜日)13:30〜16:00 ◇講師:山辺昌彦さん(公益財団法人政治経済研究所主任研究員; 元立命館大学国際平和ミュージアム学芸員; 元東京大空襲・戦災資料センター学芸員ほか) <講師からのメッセージ> 私が15年戦争の展示に関わる様になった1985年以降、特に平和博物館について考えるよう になった1990年代前半は日本の平和博物館が本格的に成立する時期です。それからの現在 までの平和博物館の15年戦争に関する展示や研究活動の歴史を紹介したいと思います。 平和博物館について全面的に取り上げて論ずるのではなく、15年戦争に関する博物館の 歴史展示について絞って取り上げたいと思っています。いままでに作成した15年戦争に 関する博物館の展示会のリストに漏れていたものをできる限り補足し、より網羅的な展示 会リストを作成し、今後の検討の土台づくりをしたいと思います。それとともに、今まで の私が平和博物館に論じてきたことまとめる作業の取っかかりをつくりたいと思います。 <連続講座第3回の概要> 1. 報告の.課題と限定 2. 1985年以降、1990年代前半 3. 平和博物館の課題について 4. 1995年の戦後50年の取組 5. 第三次教科書攻撃と連動して、 写真・映像の不適切使用を口実に公立の平和博物館の加害展示への攻撃 6 .2005年の戦後60年の取組 7. 2000年代 民間の平和博物館の設立と充実 8. 2000年代 狭義の公立平和博物館 9. 2000年代 歴史博物館の平和の取組 10 .2015年の戦後70年の取組 11 .その後の平和博物館 Created by staff01. Last modified on 2022-08-15 10:15:49 Copyright: Default |