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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>        2021.11.19

_________________________________________________________『週刊金曜日』

        
        最新号の読みどころを発行人が動画で解説
       https://www.youtube.com/channel/UCFnO188pQye8HJ9hIVdmmRg
   

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<http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

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【1】注目の記事

■野党共闘の展望

●新しい市民参加型の野党共闘を
対談 山口二郎×中島岳志

10月31日の衆議院選挙をめぐり、野党共闘を否定的に評価するメディアが目立つが、野党
共闘自体が失敗だったわけではない。では、何が問題だったのか。次の選挙で野党共闘の
成果を出すためには、ここをしっかり総括する必要がある。野党と近くで関わってきた「
市民連合」運営委員の山口二郎・法政大学教授と、中島岳志・東京工業大学教授が議論を
交わした。

●野党統一候補4勝2敗の新潟地域“政権交代”の立役者、佐々木寛さんに聞く
地方の選挙戦から見えた「政治変える市民の力」"

全国では自民党が絶対安定多数を占め、公明党や日本維新の会も加えた3党だけで衆議院
では改憲発議もうかがえる勢力となった。そんな中、新潟県では6選挙区中4選挙区で野
党候補が競り勝ち、同県内に限れば“政権交代”を現出している。4野党共闘のかなめと
なった市民連合@新潟の共同代表、佐々木寛・新潟国際情報大学教授に「政治を変える市
民の力」の源泉について尋ねた。

●立憲民主党を率いた枝野幸男氏の辞任
野党第1党の最低限の役割は果たした 「草の根」とのつながり構築を
尾中香尚里

4年前の秋、立憲民主党の結成を一人で宣言した枝野幸男氏。野党第1党の骨格を固めつ
つ、野党共闘路線を推進してきた。この4年間の取り組みを子細に見てきたジャーナリス
トが、枝野氏の「功績」と、これからの立憲民主党の課題を報告する。


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【2】 編集長後記

 野党共闘は失敗だった──先の衆議院議員選挙で立憲民主党が議席を減らしたことなど
をめぐって、このような分析が見られる。しかし、そう即断してしまっていいのだろうか
。少なくとも新潟県では、6選挙区中4選挙区で野党候補が勝利した。これで新潟では衆
院選2連勝、参院選も2連勝だ。つまり、国政選挙で野党共闘は4連勝中というわけだ。
なぜ新潟では成功したのか。中心となった市民連合@新潟の共同代表、佐々木寛・新潟国
際情報大学教授に緊急インタビューするなど、今週号では「野党共闘の展望」について特
集した。

 来年の参議院議員選挙で野党が躍進するにはいろいろと課題もあるだろう。朝日新聞社
が11月6、7日に実施した世論調査(同紙11月8日付掲載)によると、自民党の過半数超
えの理由について「野党に期待できないから」との答えが65%にのぼった。

 政治とは人々に希望を与えるものでなければならないと思う。「政権を任せたい」と思
わせるビジョンを打ち出すことが重要だ。(文聖姫)


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【3】2021年11月26日(1355)号予告

【ルポ】
●宮古島に大型ミサイルが強行搬入された日    
白昼堂々と弾薬庫へ、反対住民は排除|洲鎌久美

【ミニ特集】
●東京五輪で銅メダル獲得
在日コリアン3世の柔道家 安昌林と家族の物語|文聖姫

【お金】家計管理のPDCAで今年1年の家計状況を振り返ってみる|内藤眞弓

【一橋大生が迫る渋沢栄一と朝鮮侵略(2)】
●鉄道建設 軍事政策利用しながら、ブルジョア的利害を推し進める|熊野功英

【第3期金曜ジャーナリズム塾】 大治朋子    

【提携連載企画 Tansa】
●「CumEx文書」が暴露 野村グループをドイツ検察が捜査   
  欧州各国、株配当で税で20兆円の被害    
                
【新龍中国】●香港の友人たちを想う|阿古智子

【裁判】
●孤立出産での死産は「罪」なのか
ベトナム人技能実習生が「死体遺棄罪」に問われた裁判の矛盾と疑問|神原里佳

【裁判】
●「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」名誉毀損訴訟|小川たまか

【きんようぶんか・本】
●『「私物化」される国公立大学』|吉原ゆかり
●『反日』|前川一郎
●『私はイスラム教徒でフェミニスト』|澁谷知美
●『空間と統治の社会学 住宅・郊外・ステイホーム』|永田希
●『批評の教室 チョウのように読み、ハチのように書く』|高原到
【きんようぶんか・映画】
●『スティール・レイン』|中村富美子
【きんようぶんか・音楽】
●『レイト・ナイト・テイルズ』|長利清之
【きんようぶんか・舞台】
●JACROW『廻る礎』|藤原央登
【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】ワタナベ=アキラ

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|雨宮処凜
●11月の原発裁判|脱原発弁護団全国連絡会
●きんようアンテナ
●内田樹|凱風快晴ときどき曇り
●政治時評|西川伸一
●経済私考|高橋伸彰
●メディアウオッチ|臺 宏士
●言葉の広場/論考
●肯わぬ者からの手紙|山口 泉
●櫂未知子の金曜俳句
●さらん日記
●宇都宮健児の黒風白雨
●STOP!9条改憲|高田健
●猫様|想田和弘
●話の特集
●読者会から
●きんようびのはらっぱで
●ヒラ社長が行く|植村隆



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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。


★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事
。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あな
たと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会
)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連する
トピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://w
ww.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。


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