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LNJ Logo 「あるくラジオ」報告 : 地域から社会を変える!/「怒りが原動力」片山かおるさん、大いに語る
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●「あるくラジオ」第12回放送

地域から社会を変える!〜「怒りが原動力」片山かおるさん、大いに語る


*中央=片山かおるさん、左=ささきゆみさん、右=しまひでひろさん

放送アーカイブ(1時間)

 10月25日、「あるくラジオ」第12回を放送した。ゲストは東京・小金井市議の片山かおるさんで、テーマは「地域をつなぎ社会をカエル」だった。「子どもが生まれたときに夫婦だけでなくコミュニティで育てたい」と思っていた片山さんは、野外保育所と知り合い「子どもの権利」を考えるなかで、社会に眼を向けていった。そして、「子育て支援ネットワーク」の運動の中から市議に当選し、もう11年も市議を務めている。小金井市は4キロ四方、人口12万人の小さな自治体だが、24人の市議のうち女性が9人で市民派が多いという。「国政と変えることと地域を変えることは同じ」と地域で人々のつながりをつくることに力を入れている。


 4月のコロナ渦では、「カエルハウス」で週二回、困窮者のための相談活動をしたり、居場所を提供した。5度訪問した韓国ではソウルの市民民主主義に影響を受けた。「現地を視察したとき、説明員が20代・30代と若いのに驚いた。それからソウルの行政は、日本のような上から目線でなく対等の目線だった」。片山さんは「これからは女性の力が大きい」という。「女性バッシングもあるが、実際には目覚めていく人が多い。女性には本質を逃さない力、生き抜く力、地に足がついているところがある。議員をはじめ、さまざまな分野に女性を増やしていきたい」と抱負を語った。


 「元気の秘訣は?」の質問には「やはり怒りかな? 最近、怒ることが多いのです。怒りが原動力だと思います」と。1時間にわたって奔放に語った片山さん。地域から社会を変えていくヒントが満載の番組になった。パーソナリティは「しまひでひろ・ささきゆみ」さん。ぜひ、アーカイブでお聴きください。なお次回の「あるくラジオ」は12月1日午後2時、ゲストは『アリ地獄天国』を監督し全国上映中の土屋トカチさんです。(M)


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