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「命・暮らしを考えているのは宇都宮候補」〜前川喜平さんが応援演説

動画(7分)

 7月3日午後5時、小雨まじりのなか都知事選・宇都宮けんじ候補の街宣が新宿駅東南口で行われた。選挙戦最終盤のこの日、枝野幸男、志位和夫、福島みずほの野党党首が勢揃いし、元外務大臣の岡田克也氏も演壇に立った。

 なかでも注目を浴びたのは、元文科省事務次官の前川喜平氏の応援演説だった。前川さんは「都民の命・暮らし・幸せ・人権を真剣に考えている候補は宇都宮さんしかいない。一方小池氏は都知事という地位がほしかっただけで都民のことを考えていない。総裁・総理の話が出てくれば都政を捨て、すぐに自民党に戻るだろう」と。

 そしてコロナ対策では「夜の街を悪者にしているが、とんでもない。みんな尊い人生があり生活がある。小池氏の狙いは感染拡大を夜の街のせいにして都知事は悪くない、という責任転嫁に使おうとしている」と「夜の街」発言の意図を厳しく批判した。

 最後に、宇都宮けんじ候補がマイクを握った。宇都宮候補は「今回、地上波のテレビ討論会が一回も行われていない。異常なことだ。仕方なくコロナ対策に関する小池知事宛の公開質問状を出した。きょう回答がくる予定だが、小池知事は、コロナ対策を真剣にやっているとは思えない」と批判した。そして「今回の都知事選の主人公は有権者であるあなたたちだし、その子どもたち孫たちだと思う。次の世代にどういう東京を残していくのかが問われている」と熱く訴えた。

 その後公開質問状に関する都知事の回答があり、「宇都宮けんじ」HPで公開された(*公開質問状への回答)。宇都宮候補は回答についてコメントを発表したが、小池都知事の回答はまったく不十分なものだった。じかのやりとりが必要である。
 まもなく投票日を迎える都知事選だが、テレビ討論もなく政策論議が進まなかった。これが民主主義を標榜する首都の選挙戦だろうか。そのお粗末さだけが際立っていた。(M)


Created by staff01. Last modified on 2020-07-03 22:17:51 Copyright: Default

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