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次の世代に憲法をきっちり渡す〜佐高信さん渾身の「吉良よし子」応援演説

動画(8分)

 7月19日、最終盤を迎えてヒートアップする参院選のたたかい。記者は都内の4か所を回った。渋谷ハチ公前では朝倉れい子候補(社民党 東京選挙区)が街宣。映像制作者の北穂さゆりさん(写真左)は朝倉候補の素顔を語り、応援演説をした。北穂さゆり応援演説(6分)

 武蔵境駅前の吉良よし子候補(共産党 東京選挙区)の応援には作家の佐高信さんがやってきた。佐高さんは、親友だった城山三郎さんの話を引いた。「城山さんは17歳で海軍に志願したが大変な目にあった。かれは『戦争は全てを失わせる。戦争で得たのは憲法だけだった』と言った。あの凄まじい惨害の対価として得た日本国憲法。その憲法は平和主義だけでなく男女平等も謳われている。それを次の世代にきっちりと渡せるかどうかが、今回の選挙に問われている。自公維新の改憲勢力三分の二を阻止せよ」。佐高信応援演説(8分)

 ことし74歳になる佐高さんが若い世代にどうしても伝えたいことだった。佐高さんは選挙戦最終日の20日には社民党の応援に入るという。

 大椿ゆうこ候補(社民党 比例区)は東京最後のアピールの場所を「東京電力前」を選んだ。「いまなお終わらない原発事故の責任をとれ、被ばく労働を強いられている責任をとれ」と強く訴えた。

 「れいわ新選組」はこの日、2回目の「れいわ祭り」を新橋SL広場前で開催した。広場は人々であふれかえった。「れいわ」の勢いは止まらない。音楽と候補者トーク、応援演説を交えて集会が続いた。テレビがまったく無視するなかで、自前で新聞広告を出した「れいわ新選組」。最後の追い込みをかけている。(M)


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