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LNJ Logo 落合恵子さん「一色報道の怖さ」〜辺野古新基地反対の国会包囲に5000人
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「沖縄軍事にNO!戦争とめよう」〜国会包囲に5000人


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動画(19分)

 5月25日昼、東京・国会周辺で『止めよう 辺野古新基地建設 9条改憲 安倍政権の暴走』国会包囲行動がおこなわれた。同日、全国各地29都道府県35箇所でこの趣旨のデモや集会の行動があった。 暑い日差しが照りつけるなか、国会周辺に5000人があつまった。


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オープニングでは歌手の川口真由美さん(写真)の力強い歌が参加者を勇気づけた。


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作家の落合恵子さん(写真)は「この春の、あの改元一色報道。 一色報道の怖さは、これしかないと一般市民の気持ちの中にすりこみをすることです。どんな時でもどんな場合でもいろんな考えがあるよねというのが民主主義の基本ではありませんか」。「沖縄がまだ米軍の占領下にあった1955年、6歳の幼稚園児の女の子が言葉にできないようなかたちで、殺された事件を、わたしたちは忘れてはならない。今も後がたたない。米軍基地がある限り誰もが安心も安全も保障されてないということです」といかに軍事基地が危険か語った。


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次に沖縄現地の報告として、ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんがマイクを握った。「私は新聞で知ったが、通常、伊江島補助飛行場で実施されてきたパラシュート降下訓練が嘉手納基地で5月21日に実施された。これに対して岩屋防衛大臣は24日の会見で、アメリカ側のそういう行為を是認するといっている。テレビの芸能コントで、安倍首相は何か困ったらすぐにトランプ大統領に電話するシーンがあったが、今の日本の政治状況はとんでもない状況になってきている」「若者の生活の困窮、子供の生活の貧困、そういう問題を考えていけば、消費税をあげる前に、トランプから押しつけられた武器・兵器の大量購入をやめるべきだ」と訴えた。




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武蔵野市議会議員の内山さと子さん(写真上)は「今年の3月の議会で2月24日、沖縄の県民投票でしめされた7割以上の方が基地建設に反対している民意を求める意見書を、政府に提出しました。議長を除く23人のうち、16対7で提出しました。この16人の中には公明党の3人の議員も入っています。地域の中でみなさん、しっかりと話をしてみてください」と呼びかけた。



自衛隊配備反対の取り組みについて、宮古島出身の鈴木登美子さん(写真)は「沖縄県民の民意を無視した土砂投入。そればかりでは ありません。宮古島、石垣島、与那国島に住む人々の命、人権を軽んじた、本当に戦争にむかった軍事基地建設が進んでいます。 わたしは、その安倍政権のやり方をみていて、戦時中の日本軍に似ているなと感じます」と危機感を語り、「ミサイル基地いらない 宮古島住民連絡会」の清水早子さんからの、宮古島ミサイル基地建設状況の報告と呼びかけ文を読み「全国に発信してほしい」と伝え、「沖縄全土を戦場にしない! 日本が戦争する国にならないために、みんなで力をあわせてがんばっていきましょう」としめくくった。


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行動後、大学生の方がインタビューに応じてくれた。「いま民主主義が問われていると思って、とりあえず頭数になろうかなと思って 参加しました。政治とかの話を学生との間で話てもいいんだよ。と、そういうポジティブな空気感になってほしい」と。 歌手の川口真由美さんは「歌で感動したり、若い人をよんで、歌をもってかえってもらって、何かできるかなって思うような、語りかけるようなのが大事かなって思ってますので、一緒にがんばろうね」と言ってくれた。
(写真提供shinyaさん)(記事=見雪恵美)


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