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「デモで社会は変えられる」山本太郎氏が熱弁〜国会前で「福島−希望を共に」反原発集会

動画(10分半)

 あれから8年たったのかーー3月10日、国会前で登壇する人々の話をききながら、あの日、ブルブル震える会社の柱にしがみつき、テレビが映した福島原発の白煙に、いい知れぬ不安を抱きながらすごした日々がよみがえってきた。

 また、いつも金曜日に官邸前や国会前で舞台を設定し、ドラムを叩きつづけて声を上げてきた首都圏反原発連合の人々ーー入れかわりもあったが、何だかんだいわれながらもミサオ・レッドウルフさんを中心に原発反対の運動を支えてきた人々の姿がこの日もあった。

 事故当時の首相だった菅直人衆院議員もきてスピーチした。元首相は、よく集会参加者から罵声をあびながらも毎年のように参加していた。この日は「自分も安倍さんのように日本の原発を買ってくれとトップセールスをしていた張本人であります。それが事故が起きて以来、180度考えをかえました」と自己批判していた。そのかれが即座に浜岡原発を止めさせた功績を忘れてはならない。

 国会前集会のテーマは<福島ー希望を共に>で、古賀茂明、雨宮処凛、香山リカ、落合恵子らの著名人や台湾からの活動家、それに野党議員ら15人のスピーチがあった。それに「ふくしまボトムズ」や「リクオ」の歌で大いににぎわった。

 社会歴史学者の小熊英二氏は「民意の支持のある運動が落ち目の原発産業と闘って負けるはずがない」と反原連の持続する運動に感謝していた。山本太郎参院議員は「デモで世の中は変えられる。デモがきっかけで、ここに国会議員にまでなった男がいます」と自らを指し「原発は即時撤退以外にない。そのためにみなさんともども野党が力を合わせるしかない」と訴えた。この日、日本のいたるところで原発反対の抗議集会があった。〔木下昌明〕


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