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「いま地殻変動が起きている」〜沖縄に続け!国会開会日行動に1200人

 抜けるような青空。久々の晴れやかな国会議員会館前だった。10月24日昼、午後からの臨時国会開会を前に、自民党改憲案国会提出反対などを掲げ集会が行われた。参加者は1200人。冒頭、司会の菱山南帆子さんは、「ジャーナリストの安田純平さんが解放された。沖縄では知事選、市長選でウチナンチュが立ち上がった。今国会を改憲国会にさせてはならない」と決意を込めた。主催は、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会、安倍9条改憲NO!全国市民アクション、共謀罪NO!実行委員会の三団体。

 小池晃議員(共産党)は、「辺野古に基地を作らせないのは沖縄の圧倒的な民意だ。政府は、普天間の閉鎖と辺野古の中止をアメリカと交渉しなければならない。憲法改定案の提出はとんでもない。一歩たりとも議論をすすめないよう力を合わせよう」と発言。そして「来るべき選挙では、1人区を1本化して、自・公・維新を少数に追いやろう」と力をこめた。

 福島みずほ議員(社民党)は、「9条改悪案の国会提出を断念させなければならない。いま日本は、民主主義の正念場を迎えている。来年の参議院選挙では、与党の3分の2を突き崩して過半数をとろう。沖縄では、知事選に次いで、豊見城と那覇市長選で勝った。千葉県君津市、兵庫県川西市でも非自民野党共闘の市長が誕生した。いま地殻変動が起きている」と、沖縄知事選以来の目に見える政治の変化を指摘した。他に、江崎孝議員(立憲民主党)、藤田幸久議員(国民民主党)、柚木道義議員(無所属)などの発言があった。

 主催者挨拶に立った福山真劫氏は「もうこれ以上、安倍政権にまかせていたら、日本の平和と民主主義はダメになる。市民と野党の共闘で安倍内閣を引きずり降ろそう」と呼びかけた。沖縄の風を本土でも吹かすことができるのか? 私たちが問われている。11月3日(土)13:30〜には、「止めよう!改憲発議国会前大行動」が3万人規模で予定されている。(佐々木有美)


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