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メディアを後押しする市民の力〜映画『共犯者たち』を観て

    笠原眞弓

 6月9日、東京・なかのZERO小ホール。韓国ドキュメンタリー映画『共犯者たち』を観る。満員札止めの人気。だって、今の日本のマスメディアの情況とそっくりだから。でも違うのは、市民の後押しが大きかったこと。「市民のおかげ」で現在の放送の中立性、自由性を勝ち取ったとか。市民の後押しがあったから、最後の手段としてストをしたこと。

 崔承浩監督(MBCのPDだったが解雇された後、解雇記者たちで創った放送局「ニュース打破」へ)の粘り腰にも感動する。断られても逃げられても、食下がっていく直撃インタビュー。攻撃的でない彼の雰囲気がすごい。今はMBC(準公営放送)の社長だ。


 *舞台挨拶する崔承浩監督

 舞台あいさつの最後に、任期を終えたら現場に戻ってまた新しい映画を持ってここに来たいと。大歓迎だ。今の日本の情況と重ねて、深くうなずけたし、勇気ももらった。私も一市民として、ありんこくらいの後押しでしかないかもしれないけど、日本のマスメディアの中立性と主体性を守るために役に立ちたいと思う。


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