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パレスチナ人大虐殺をやめろ!〜イスラエル大使館前で緊急抗議

    杉原浩司

 5月18日夕方、武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)が呼びかけた「イスラエルはパレスチナ人大虐殺をやめろ!大使館前緊急抗議アクション」には約70人の参加がありました。2日前に思いついた行動でしたが、NAJATメンバーそれぞれの持ち味を発揮して準備し、4月20日の抗議行動に続くアクションを無事終えることができました。

 今回も、相変わらずの麹町警察署が、大使館から100メートルも手前の日テレ通り付近に立ちはだかり、参加者をブロック。責任者と自称する「いずみ」なる警察官は、公道を封鎖する法的根拠を尋ねても、一言も答えず「ここでやれ」の一点張り。戦争犯罪者ネタニヤフと握手を交わし、軍事・経済協力を強める安倍政権のもとで、警察もまた無法化し、イスラエルを守るという惨状を呈しています。

 ひとしきり違法警備に抗議した後、やむを得ず日テレ通りの歩道でアピールに移り、イスラエル大使館に提出する抗議文を起案された奈良本英佑さんが主催者挨拶。日本語と英語のコールをはさんで、早尾貴紀さんは田浪亜央江さんとの共訳書『パレスチナの民族浄化』(イラン・パペ、法政大学出版局)と最新の『現代思想』パレスチナ・イスラエル特集号を紹介しながら、「日本の多くのメディアは"衝突"という言葉を使うが、イスラエル軍による一方的な虐殺だ」と批判。私も含め多くの人が感じていることだと思います。

 その後、参加者一同でイスラエルへの抗議文を確認したうえで、またしても不当な制限により5人のみが大使館正門前へ。警察は大使館寄りの歩道を歩くことすら認めぬ横暴ぶり。抗議文の要求項目を読み上げた後、1人しか門の前には行かせないとの不当な制限をはねのけ、全員で門前に行き抗議の声をぶつけました。

 イスラエル大使館はアポイントは受け付けず、正門にはポストすらないため、抗議文を紙ヒコーキに折って、投げ込みました。もちろん、後日にファックスとメールで送りますが。

 再び抗議場所に戻り、参加者からの発言を受け、多様なコールを行い、行動を終えました。パレスチナ現地を取材された志葉玲さん提供の写真を使ったプラカード(セブンイレブンでネットプリントできます)の活用や、イスラエル大使館への電話、ファックス、ツイッターによる抗議なども呼びかけました。

 今回は前回に続いてIWJさんが中継してくださり、TBSの「報道特集」(19日夕方の放送で抗議の模様が流れるかもしれません)や毎日新聞、デイズジャパンなどの取材もありました。このアクションが国内のみならず、パレスチナを含む世界に伝わるように願っています。そして、これからも引き続き声を上げていきます。参加された皆さん、拡散などに協力いただいた皆さん、注目いただいた皆さん、お疲れ様でした。(杉原浩司さんのFBより転載)


Created by staff01. Last modified on 2018-05-19 16:57:59 Copyright: Default

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