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胸に迫る闘う被解雇者の訴え〜「韓国サンケン労組を支援する会結成総会」

     小番伊佐夫(三一書房労組)

 11月17日、東京都文京区民センターでの「韓国サンケン労組を支援する会結成総会」に参加し支援する会に加入しました。闘いの経験、歴史をしっかりと引き継ぐ韓国民主化闘争、労働運動が次世代を育てていることがよくわかる、とてもいい集会でした。参加してよかった。

 闘う被解雇者の訴えは胸に迫ります。1998年、工場移転、閉鎖の攻撃にあった際にも、団結して闘い、今日にいたる女性組合員、全国金属労組慶尚南道支部 韓国サンケン分会 キム・ウニョン共同議長の読み上げた日記(日本語訳が配られていました)は、解雇された労働者と家族の不安、社会からの孤立、疎外感、また韓国民衆運動の大きなうねり、高揚のなかに加わりながら、自らの闘争が後景化していくのでは、との寂しさなどを率直に綴った上で、しかし、闘った分だけ変わっていくのだ!と、自らを励ますもの。会場の人はみな感動して聞き入っていました。

 私自身も、団交拒否、争議前夜であった1998年11月14日、突然のロックアウト、懲戒解雇、労働協約破棄の攻撃を受けたのですが、その際の気持ちを18年を経過した今日、鮮やかに思い起こしました。争議解決後の自主生産で時間に追われる毎日ですが、サンケン労組の勝利、すべての闘う労働者の勝利を願い、できることをしていきたいと思います。


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