店舗閉鎖・解雇追い出しでホームレス寸前のインドカレー店「シャンティ」の外国人労働者たちが、6月23日ついにユニオンをつくった。これまで労政事務所・労基署など第三者機関を頼ってきたがラチがあかない。
外国人労働問題の専門家・指宿(いぶすき)昭一弁護士(左)が「会社とたたかうためには労組が必要。法的に有利になり店の営業もできる。上部団体に加盟しなくても自分たちだけで簡単につくれる」と熱く説得した。最初は躊躇していたインド・バングラデシュの計15人も同意した。
こうして23日深夜11時、組合規約の承認、執行部の選出・投票を行い、正式に「シャンティユニオン」が結成された。委員長ジョシさん、副委員長チャンドさん、書記長ジェンダさん、顧問シードさんの顔ぶれだ。たまたま取材にきていたメディアも立ち会う不思議な光景となった。収入が途絶え、社長雲隠れの厳しい状況がつづくが、労組結成で一筋の光が見えてきた。(M)
●シャンティ各店は営業中です。ぜひ応援してください。
本店(駒込) http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13024522/
南大塚店 http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13024399/
東池袋店 http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13121645/
巣鴨店 http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13095342/
北店(駒込) http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13024523/
*本格的インドの味です