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寒さに負けず180回目の抗議〜1.22 再稼働反対!金曜行動レポート

    木下昌明

動画(7分半)

 1月22日、反原発の金曜抗議行動に出かけた。夜が深まるにつれて冷たい風が吹き荒れた。最初に国会正門前に行くと、すでに行列ができて人々はスピーチをはじめていた。そのなかで「古時計」の替え歌をうたう男性がいた。「♫ 大きなリスクの古原発 放射能がもれた〜」。いつもみかける共産党の藤野保史衆院議員は「安倍首相は施政方針演説で一回も原発という言葉を使わなかった。こんなことがあっていいのか!」と訴えていた。

 そのあと若い山添拓弁護士(写真上)がスピーチした。かれは福島の川俣で、長い避難生活でうつ病にかかり帰宅した翌朝に焼身自殺をした主婦の話をした。

 文京区からきた子連れの若いファミリーがそろってスピーチ台に立った。このファミリーは以前にも撮ったことがある。その時は雨がふっていて、大きなお腹をした妻がスピーチし、後ろで夫が傘をさしかけ、男の子が母にしがみついていた。今回は生まれた赤ちゃんを夫が抱いていて、妻がスピーチした。集会はなごやかな雰囲気に包まれた。

 坂道の下で音楽合唱団にまじって、手をふっている知り合いの女性がいた。彼女らは、5年前の福島事故の前に起きた知られざる事故で亡くなった人を歌った歌「むらさきつゆくさ」を、寒さに耐えながら歌っていた。

 財務省前の交差点には、反原連のレッドウルフさん(写真上)がいた。「きょうで何回目ですか?」と尋ねると「180回目です」と答え「原発をなくして早くやめたいですね」と。同感だ。経産省前テントひろばはこの日で「1595日目」になった。


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