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日本軍「慰安婦」問題の正義の解決を求める世界連帯行動に際する挺対協の声明

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日本軍「慰安婦」問題の正義の解決を求める世界行動および 第1212回日本軍「慰安婦」問題解決のための定期水曜デモ *主催:韓国挺身隊問題対策協議会 *日時:2016年1月6日(水)午後12時 *場所:在韓日本大使館前<平和路> *内容: プレイベント(舞踊公演)/ オープニング曲「パウィチョロム」/  経過報告 / 特別宣言(全国20自治団体長、全国平和の碑ネッ トワーク、日韓交渉無効芸術人行動)/ 連帯発言 / 公演 /  自由発言 / 声明書朗読 / パフォーマンス(ハルモニと 手をつなごう) *世界連帯行動(8カ国25都市) 1/4までの集約、最終版は挺対協HP で確認ください 日本(東京・大阪)戦後70年ミニシンポ実行有志、韓日「談合」 を憂慮する朝鮮女性有志、ロラネット、日本軍「慰安婦」問題に ついての日韓政府による政治的妥結に反対し、正しい解決を要 求する官邸前抗議行動、日本軍「慰安婦」問題解決関西ネット ワーク、 カナダ(トロント)、アメリカ(ロサンジェルス、シカゴ、 ワシントンDC、ニューヨーク、ニュージャージー、サンフ ランシスコ、アトランタ)、イギリス(ロンドン)、フラ ンス(パリ)、ドイツ(ベルリン、ミュンヘン)、中国(上海) 、韓国(ソウル、キョンギ、ポハン、スウォン、テジョン、 プサン、ウルサン、クァンジュ、キョンナム) *声明  1991年8月14日、金学順ハルモニが日本軍「慰安婦」犯罪を 勇気を持って告白した後、1992年1月8日からはじまった水曜デ モが24年の希望の歴史をつなげ今日の第1212回へと至った。 日本軍「慰安婦」問題解決のための定期水曜デモは、24年間 の被害者の堂々とした叫びとして、人権と平和を願う民衆の 闘いとして、いかなる戦争にも反対し女性に対する暴力撤廃 を叫ぶ世界の人々の連帯の場となってきた。2011年12月14日、 第1000回水曜デモを迎え、数多くの市民の連帯と賛同によっ てこの場に建てられた平和の碑(平和の少女像)は、正義の 闘いを生き生きと証言している。  昨年12月28日の日韓外相会談合意は、24年間水曜デモで叫ん できた日本軍「慰安婦」被害者の要求を徹底的に無視したまま、 拙速な合意と政治的談合に終わってしまった。日本軍「慰安婦」 問題解決は、日本軍が組織的に行った軍隊性奴隷制について日 本政府が犯罪事実を明確に認めることからはじまる。それに従 い国家的法的責任を受け入れ履行せよという声は、まさに被害 者の正当な要求である。しかし、犯罪に対する具体的な言及も なく責任認定さえあいまいな今回の合意を、日韓両国政府は 「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認」すると妥結し てしまった。  被害者の声を反映しない今回の合意をもって、韓国政府は日 本軍「慰安婦」被害者の名誉と人権回復のための合意だと厚か ましくも言い放った。今この瞬間も被害者の訴えは退けたまま、 合意を受け入れよと強要し政府は手を引くとの脅迫をためらい もしない。  すでに日本政府は、合意発表がされるや今回の合意で話し合 われたことが賠償や法的責任ではないと釘を刺し、これ以上謝 罪もしないと言ってはばからない。日本政府の誠意のかけらも ない合意であったため、火を見るより明らかな結果といえる。 それにもかかわらず、今後国際社会での批判と非難を控えると 約束し、日本軍「慰安婦」問題の解決がなされたとごまかす韓 国政府の姿に、被害者の絶望はより深まるほかない。  ここに集まったすべての人々は、日本軍「慰安婦」問題を一 介の政治的談合として終えてしまおうとする日韓両政府の交渉 を被害者により深い傷を与える加害行為であると糾弾する。 よって、今回の合意を受け入れることができないと訴え、日本 政府の真の謝罪と法的責任認定を求める被害者とともに日本軍 「慰安婦」問題の正義の解決を要求する世界連帯行動をはじめ ることを宣言する。  すでに全国の大学生と市民は拙速な12.28合意を糾弾して平和 の碑の前を守っており、各界各層の良心と市民社会の声が広がっ ている。海外各地で、韓国全土で、連帯行動を通じて今日、この 宣言を共有している。私たちは、日本軍「慰安婦」被害者の声を 伝え行動する蝶になり、韓国を越え世界各地に今回の合意の不当 性を知らせ、必ず被害者が受け入れることのできる正義の問題解 決のため力強く立ち上がるだろう。この力強い決意を込めて以下 を要求する。 ■日韓両政府は、12.28合意を正し、被害者の要求に従って正しい 問題解決のための再交渉を即刻実施せよ。 ■日本政府は、被害者の思いを込めた第12回アジア連帯会議の提 言に従い、日本軍性奴隷犯罪に対する国家的法的責任を認め、賠 償と真相究明および再発防止、歴史教科書記述などの措置を履行 せよ。 ■韓国政府は、被害者の権利を踏みにじった12.28合意を全面的 に見直し、被害者が納得できる解決策を準備するため積極的に 立ち上がれ。 ■国際社会は、日本軍「慰安婦」被害者の人権と名誉回復がなさ れる正しい問題解決のためともに行動せよ。 ■私たちは、日本軍「慰安婦」問題の正義の解決の前面に立ち、 被害者の人権と名誉回復のため積極的に行動することを誓う。 2016年1月6日 日本軍「慰安婦」問題の正義の解決を求める世界行動および 第1212回日本軍「慰安婦」問題解決のための水曜デモ参加者一同

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