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「週刊金曜日」ニュース : 日本人と無責任 原発「堕落論」 | ||||||
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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >> 2015.9.18
_________________________________________________________『週刊金曜日』
11月3日☆創刊22周年講演会「戦後70年 言いたいことは山ほどある」
http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3452
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<http://www.kinyobi.co.jp/>
【1】注目の記事
【2】編集長コラム
【3】次号予告
【4】近刊のご案内
【5】イベントのご案内
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【1】注目の記事
■日本人と無責任 原発「堕落論」
〈元来日本人は最も憎悪心の少ない又永続しない国民であり、昨日の敵は今日の友という楽天性が実際の偽らぬ
心情であろう〉と坂口安吾は『堕落論』で看破した。敗戦70年の首相談話に「謝罪」を盛り込むことを安倍晋三
氏は嫌がった。東芝粉飾決算やさまざまな五輪問題に象徴されるように無責任体質は健在だ。東京電力福島第一
原発事件は風化しかけているが、今年7月、検察審査会が出した議決によって、東電の元最高幹部3人の責任が
法廷で裁かれることとなった。無責任ニッポンの象徴の一つである原発と原発事故を追及し続けている人びとと
日本の「堕落」を考える。
●深い絶望とともに考え続けるからこそ現実的な選択ができる
森達也
●強制起訴が決まった勝俣恒久・武藤栄・武黒一郎の各氏
「新証拠」を掘り起こした議決書の本質は東電元幹部への有罪判決だ
座談会 武藤類子×海渡雄一×明石昇二郎
未曽有の原発事故はなぜ起きたのか。その責任は誰にあるのか──市民から選ばれた検察審査会の議決により、
東京電力福島第一原発事故の刑事責任が法廷で問われることになった。東電元幹部らを刑事告訴した福島原発告
訴団の武藤類子団長、告訴団代理人の海渡雄一弁護士、ルポライターの明石昇二郎氏が強制起訴の意義と今後の
見通しを話し合う。
●発足40年迎えた原子力資料情報室
これからの課題は原発依存からの脱却支援
伴英幸
原発反対運動が日本で表面化したのは1970年前後。建設計画の地元で農民漁民らの抵抗がはじまり、東大・京大
・東北大などの若手研究者が住民と手を携えていった。そして専門家たちの「討論の交差点」「共同作業の場」
として原子力資料情報室(CNIC)が発足したのが75年9月。40年の歴史と将来への課題を考える。
◆時代を先読みした高木仁三郎さん
伴英幸
●歴史を見通す透徹した知力を
原子力資料情報室(CNIC)が選ぶBook30冊
原子力資料情報室(CNIC)が選ぶMovie12本
CNIC代表を長く務めた故・高木仁三郎さんは「友へ」と題した最後のメッセージ(注)で「後に残る人々が、歴
史を見通す透徹した知力と、大胆に現実に立ち向かう活発な行動力をもって、一刻も早く原子力の時代にピリオ
ドをつけ、その賢明な結局に英知を結集されることを願ってやみません」と書き残した。そのために必要な30冊
を推薦する。
(注)メッセージ全文は URL http://www.cnic.jp/takagi/words/tomohe.html
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【2】 編集長後記
集団的自衛権行使容認の閣議決定は明白に違憲である。
そのため政府解釈を土台にする安保法案は違憲となる。
よって、安保法案には反対し、白紙撤回を求めることは道理である。
当たり前のことを毎週繰り返し言い続ける行為は苦行であるが、現代日本で暮らす私の義務だと心得ている。
とはいえ、さまざまな形で安保法案反対の声が広がっている現状には希望を感じ、ほっとする(但し「希望」「
絶望」「堕落」については本号の森達也原稿に共感している)。いずれにせよ、おかしなことはおかしいと言い
続け、路傍の道理からは学んでいきたい。
分野は違えど原発にかんして当たり前のおかしさを40年間言い続けてきた人々が特集されている原子力資料情
報室だ。論理的に考え、至った答えを発言する。独りになっても言い続ける。それが信じるという行動だろう。
独善とは違う。先週、安保法制に反対する9143筆の創価学会員の署名を持って公明党本部に独り日参した天
野達志さんも同じであろう。 (平井康嗣)
(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/
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【3】2015年10月2日号(1057号)予告
【特集タイトル】
特集 プロテストソング
〈Interview1〉 元ちとせ
やわらかに。力強く。「歌霊」を届ける──
「70年間、戦争をしなかった日本に誇りを持ってほしい」 聞き手:藤田正
◆芽生え始めた新しい位相〜「抵抗」と「祈り」と
〈Interview2〉 TOSHI-LOW(BRAHMAN)
口をつぐむのは反則だと思った 聞き手:内原英聡
〈Interview3〉 寺尾紗穂
歌うことと人の話を聞くことは、つながっていると思います 取材・文 近藤康太郎
SEALDsメンバーが選ぶ「いま、〈ここ〉に立つための16曲」
パレスチナの闘うヒップホップチーム「DAM」 渡部睦美
モンサントとスターバックスに反旗を翻すニール・ヤング 武田砂鉄
“ダンス規制”法改正でクラブ・シーンはどう変わるのか 黒島安央
9・23さようなら原発 さようなら戦争全国集会
長期停戦合意から一年 パレスチナ・ガザ 復興が進める破壊 小田切拓
1★9★3★7 序章 辺見庸
【強力連載】
それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
満腹の情景 木村聡
風速計 雨宮処凜
新・政経外科 佐高信
俺と写真 本多勝一
初めて老いった!? 石坂啓
話の特集 矢崎泰久、野坂昭如、松元ヒロ、小室等、中山千夏
メディア一撃 岩本太郎
ペンと剣 マイケル・ペン
犬が王様を見て、何が悪い? 四方田犬彦
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【4】近刊のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php
★『週刊金曜日』臨時増刊号 特別編集「戦争への不服従」(2015年9月14日号)
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001782.php
サイズ:AB版 84ページ 定価:700円(税込)雑誌コード:22936-9/14
いまこそ平和を護るたたかいを!
多くの市民が反対の声を上げるなか、「戦争法案」は衆議院の強行採決を経て、参議院でも可決されようとして
いる。集団的自衛権を核心とする同法案は憲法9条違反であることは明白だ。国際社会の理想にも逆行する。日
本を武力行使ができる「戦争をする国」に戻す狙いはなにか。沈黙の「戦争協力者」になることに抗い、本書は
さまざまな原論人や表現者が結集する非戦のための統一戦線となった。緊急出版をし、世に問う。
〈主な内容〉
★グラビア「言うことを聞かせる番だ、俺たちが!」
写真・島崎ろでぃー 文・雨宮処凛
★〈対談〉高橋哲哉×辺見庸 「1★9★3★7」が予言する日本の戦争
★国際的な連帯へ 戦後史でも類例のない運動の広がり 中野晃一
デタラメ政権を待ち構える100万人デモと違憲訴訟 横田一
戦争法案と若者 西牟田靖+本誌取材班
歴代首相の集団的自衛権違憲論 成澤宗男
すべての元凶は「日米同盟」にあり 孫崎享
特需期待にほくそ笑む軍需産業 宮?信行
〈対談〉 小林節×佐高信 安倍首相の採点結果は0点
〈座談会〉白川勝彦×宮?学×佐高信 政教一致体制で個人の自由は二度死ぬ
二見伸明・元公明党副委員長に聞く 「世俗的利益は捨てて問題に向き合え」
石川健治・東京大学教授に聞く 戦争法制で日本から立憲主義がなくなる
天木直人インタビュー "ワシントンの威を借りる"外務省の歪な体質
坂田雅裕、宮?礼壹・元内閣法制局長官インタビュー やっぱり集団的自衛権は違憲だ
菅原文太・最後の講演禄 「百姓はかつて生きることに積極的だった」その他
○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下さい。
※★以外のものは、本誌掲載記事の再録で構成しました。
※音訳版も発行します。
┃Kindle版┃どうする? 親の介護
太田佐恵子:著 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001763.php
いつの時代でも、子にとって心配なのは「親の介護」のことですよね。
今は元気でいても、いつか「Xデー」はやってくる。
……やっぱり子が介護しないといけないんだよね?
介護っていくらかかるの? 仕事と家庭と介護、両立できるのかな?
仕事辞めないと無理かしら? かといって仕事を辞めちゃうと収入が……。
親の介護は子世代の人生設計にもからんでくる問題だけに、悩みはつきませ
ん。
そんな悩める子世代に、どう解決すればいいのか、どんな解決方法があるの
か、
長年、遠距離介護問題に取り組んできた太田さんが贈るアドバイス。
介護に直面している人、これからの介護の備えたい人、双方におすすめです。
┃Kindle版┃お金のギモン! 何で私に聞くんですか?
斉藤賢爾:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001727.php
著者の斉藤賢爾さんはビットコインに代表されるデジタル通貨の専門家。
ですが、本書はビットコインの解説本ではありません。
お金や経済についての素朴なギモンに、斉藤さんが答えます。
「今こそが物々交換の時代の始まり」「狩猟採集時代が復活する」──
と語る斉藤さんの回答は謎だらけ。
お金とテクノロジー、そして人間と社会の関係について考察した1冊です。
★反知性主義とファシズム
著者: 佐藤優・斎藤環 1400円+税、四六並製・264頁
ISBN: 978-4-86572-002-0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000493.php
知の怪物と気鋭の精神科医がカルチャー(AKB、村上春樹、宮崎駿)から
反知性主義がはびこる日本社会を読み解く。振り幅の大きい対談は
ファシズムよりも恐ろしい状態を私に示唆する。
「知的に興奮する対談だった。斎藤環氏と話していると、
既視と未知の感覚が私の心の中で交錯する」(佐藤優)
「本書の最大の読みどころは、佐藤さんと私の意見が
もっとも対立した『風立ちぬ』論でしょう」(斎藤環)
★貧困なる精神26集 「戦争」か侵略か
著者: 本多勝一 1400円+税、B6版並装 184頁
ISBN: 978-4-86572-003-7
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000495.php
朝日新聞入社以来約六〇年、ジャーナリズムの第一線で書き続ける本多勝一。これまで数多くのルポを記してき
たが、ジャーナリストとしての転機になったのは、ベトナム戦争を取材した『戦場の村』であった。その体験は
彼の生涯に決定的な「あるもの」を投げかけ、その後の『中国の旅』、『南京への道』へと続く。「満州事変の
前夜に相当する」と言われる今、ジャーナリズムに求められるものとは何か?著者渾身のシリーズ最新刊。
★絶望という抵抗
著者: 辺見庸・佐高信 1500円+税、四六判上製・208頁
ISBN: 978-4-906605-99-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000490.php
「人間はここまでおとしめられ、見棄てられ、軽蔑すべき存在でなければならないのか」──辺見庸
侵略という歴史の無化。軍事国家の爆走と迫りくる戦争。人間が侮辱される社会・・・。二人の思索者が日本フ
ァシズムの精神を遡り、未来の破局を透視。誰かが今、しきりに世界を根こそぎ壊している。日本では平和憲法
を破棄しようとする者が大手を振っている。
喉元に匕首を突きつけて私たちは互いに問うた。なぜなのだ?あなたならどうする?呻きにも似た、さしあたりの
答えが本書である。
★新・買ってはいけない10
著者: 渡辺雄二、1200円+税、A5判並製・208頁
ISBN: 978-4-906605-98-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000487.php
必要じゃないものを買わされていませんか?
超便利な「食品添加物事典」がついています!
主な内容
第1章 「買ってはいけない」
・めでたい正月も地獄になる!? 安全・安心を求めたい「おせち料理」
・増粘多糖類に要注意、調味料の進化系「ぽん酢ジュレ」
・保存料・着色料不使用でも添加物の多さがマイナス「セブン-イレブンのお弁当」
・「スクラロース」の危険性、そろそろ真剣に考えませんか
・なんでこれがトクホなの?大いに疑問「キリン メッツコーラ」
・体に悪いものも入っている「乳酸菌飲料」
・「エナジードリンク」って何がエナジー?
・過信するべからず「二日酔い防止ドリンク」
・「見た目はミネラルウォーター」。しかしその実態は……!?
・熱中症の不安につけこむ「熱中症対策ドリンク」
・カラメル色素に注意しよう「ノンアルコールビール」
・「美白化粧品」危ないのはロドデノールだけなのか?
・風邪をひいたら飲んではいけない「風邪薬」
・ペットの健康を害する「ペットフード」
・ペットの体に農薬をつける「ペット用ノミ取り」グッズ
このほか「フロッシュ」、「ウィルス除菌製品」、「ボディシート」、「制汗ウォーター」、「ゼオライト入り
歯磨き剤」等、話題の商品を取り上げます。
第2章 すごく役立つ!食品添加物事典
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【5】イベントのご案内
★日中友愛外交の道を探る
報告:孫崎享/矢吹晋・荒井利明
発言:鳩山友紀夫(由紀夫改め)
日時:10月4日(日)13時半(開場13時)
場所:東京お茶の水・明治大学グローバルホール
参加費:700円
問合せ:03−5383−6460
協賛:『週刊金曜日』
★朝鮮人「慰安婦」と植民地支配責任
〜<安倍神話> 何が問題か〜
報告・討論:板垣竜太/金富子/粱澄子ほか
日時:10月4日(日)14時〜17時半(開場13時半)
場所:東京・韓国YMCA9階「国際ホール」
(千代田区猿楽町2−5−5)
参加費:1000円(非正規・学生500円)
問合せ:contact@fightforjustice.info
主催:Fight for Justice、日本の戦争責任資料センター、
VAWWRAC、御茶の水書房
協賛:『週刊金曜日』
★創刊22周年記念集会 戦後70年 言いたいことは山ほどある
自分は饒舌なのに市民の口は塞ぐ──“独裁者”の特徴です。冗談ではない!
言いたいことは山ほどあるぞ!
本誌編集委員とゲストが、とことん安倍政権をたたき、平和と民主主義を守る
ための方策を語ります。熱い想いをわかちあいませんか。お待ちしています。
◆日時:2015年11月3日(火・休日)13時20分〜16時(開場13時)
◆場所:日本教育会館 一ツ橋ホール(地下鉄神保町駅)
◆参加費:前売1500円(全席指定)※当日券は発行いたしません。
◆詳細:http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3452
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┃ アセンド神保町3階 ┃
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┃編集部 mailto:henshubu@kinyobi.co.jp ┃
┃業務部 mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp ┃
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