「週刊金曜日」ニュース〜日本の建国神話を考える | |||||||
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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >> 2015.2.6 _________________________________________________________『週刊金曜日』 ★格差社会ニッポンへの警鐘!! 世界を震撼させたベストセラーから何を学ぶべきか 話題の新刊 ピケティ入門『21世紀の資本』の読み方 http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3368 =========================================================== <http://www.kinyobi.co.jp/> 【1】注目の記事 【2】編集長コラム 【3】次号予告 【4】近刊のご案内 【5】イベントのご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】注目の記事 ■日本の建国神話を考える 「建国記念の日」が近づく。安倍政権の復古主義的政策に呼応して、これを「建国記念日 」に“格上げ”しようとする動きも出てきた。天皇を中心にした3000年の歴史を持つ類ま れなる国を根拠づける建国神話とはそもそも何なのか。 ●出雲神話との比較から 建国神話と日本の民族意識 岡本 雅亨 記紀神話を優位において、そこに日本人の民族意識ん、アイデンティティを求めることの 無理を、『民族の創出』(岩波書店)で話題を呼んだ著者が明らかにする。 ●私的古事記の読み方 古事記神話はタイである 中山 千夏 古事記を読んだらウヨクになっちゃう? 『新・古事記伝』や『いろどり古事記』などの 著書もある筆者から、その魅力や読み方についてのアドバイスをいただいた。 ●竹田恒泰氏は読者を軽視しているのか? 『現代語古事記』のあきれた“超訳” 鈴村 裕輔 「明治天皇の玄孫」の立場を最大限に“活用”してメディアでブレークした竹田恒泰氏。 “憲法学者”の肩書きももつが、竹田氏が“超訳”した『古事記』には、いくつもの疑問 符がつく。 ●小さなコップの中で一生を終える人間にとって 神話はどんな意味を持つのか 宮城 聰×本橋 哲也 『王女メデイア』、『マハーバーラタ』など、東西の神話を題材に優れた演劇作品を世に 送り出し、世界的な注目を浴びる演出家に、神話の現代的な役割を聞いた。 ◆透明な壜〜宮城聰+SPACにおける身体と世界、神話と演劇 本橋 哲也 ●アーティスト吉野美奈子が表現した「イザナギ・イザナミ」 ニューヨークの日本神話 桑原 一久 昨年6月、米国ニューヨーク(以下NY)市のリバーサイドパークに白い彫像「ラバーズ (Lovers‐恋人たち)」が設置された。作者はNY在住の日本人アーティスト吉野美奈子 氏。モチーフは日本神話に登場する「イザナギ・イザナミ」だという。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 編集長後記 「私はシャルリ」「私はケンジ」(原文は仏語、英語)などのカードを掲げている人たち の姿をここのところ目にした。真意はそれぞれあるだろうが、被害者側に同化し、被害者 に寄りそうということなのだろうか。本当にわかりえているならばすごいことだ。 2年前の2013年2月22日号は廣瀬純責任編集「希望にすがるな 絶望せよ」だった 。特集では『チッソは私であった』という著作のある水俣の漁師・緒方正人と廣瀬が対談 した。 緒方は〈運動をやってきて、加害性と被害性が二項対立ではなく、だれもが両方持ち合 わさざるを得ない。長い間問う側にいたのが、自らが問われていることに気がついた。自 分の中で「どんでん返し」が起きたんですね。しかも、どんでん返しが起きると、チッソ の人たちが非常に愛おしくなるんですよ〉と話す。さらに〈本当は「私は」という言葉も 使いたくなくて、「一人」という言葉の方が好きです〉とも語った。 あらためて私は本当に「私」が何かとわかっているのかと考える。 (平井康嗣) (過去の編集長後記はホームページでどうぞ) [編集長後記]はこちら↓ http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 2015年2月13日 第1026号予告 <特集> 「イスラム国」 「対テロ」戦争の悪夢 【現地ルポ】国境の町・コバニ クルド人の「戦い」 野中将男 「イスラム国」は“特別な存在”ではない 田原牧 「嫌悪(フォビア)」からは何も生まれない 栗田禎子 「イスラム=過激」のウソ 鵜澤佳史 「私たちの教えは武士道に通じる」日本ムスリム協会に聞く メディアで”大活躍”の元ゴーストライターへ 「新垣隆さん、ホントに反省してますか?」 野口剛史念 ルポ 袴田巌氏に会う 鎌田慧 写真ルポ 経産省前テントひろば 豊田直巳 好評新連載3回目! 「1★9★3★7 時間はなぜ消されたのか」 辺見庸 <好評連載> 脱・混迷ニッポン 山岡淳一郎 愛国ビジネス 早川タダノリ 飛耳長目 佐藤優 くらしの泉 連載 草の根歯医者のひとりごと 岡田弥生 風速計 宇都宮健児 新・政経外科 佐高信 新宿2丁目ブルボンヌママの「虹の向こうへ」 世界一下世話なラブレター 佃野デボラ 俺と写真 本多勝一 初めて老いった!? 石坂啓 メディア一撃 /岩本太郎 俺の舟唄 野坂昭如 リブらんか 中山千夏 なまくらのれん 小室 等 写日記 松元ヒロ 発言2015 矢崎泰久 それでもそれでもそれでも 齋藤陽道 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】近刊のご案内 ★絶望という抵抗 著者: 辺見庸・佐高信 1500円+税、四六判上製・208頁 ISBN: 978-4-906605-99-6 http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3367 「人間はここまでおとしめられ、見棄てられ、軽蔑すべき存在でなければならないのか」 ──辺見庸 侵略という歴史の無化。軍事国家の爆走と迫りくる戦争。人間が侮辱される社会・・・。 二人の思索者が日本ファ シズムの精神を遡り、未来の破局を透視。誰かが今、しきりに世界を根こそぎ壊している 。日本では平和憲法を破 棄しようとする者が大手を振っている。 喉元に匕首を突きつけて私たちは互いに問うた。なぜなのだ?あなたならどうする?呻きに も似た、さしあたりの答 えが本書である。 ★ピケティ入門 『21世紀の資本』の読み方 著者: 竹信三恵子 1200円+税、四六並製・128頁 ISBN: 978-4-86572-000-6 http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3368 格差社会ニッポンへの警鐘!! 世界を震撼させたベストセラーから何を学ぶべきか 「現代のマルクス」ともいわれるトマ・ピケティは放置すれば格差は拡大する、平等に向 けた格差縮小の力を創出 することこそが人類の知恵と説く。「格差」の現場を取材してきた著者が、世界的ベスト セラー『21世紀の資本』 を読み解き、アベノミクスの罪を暴く。 ★『週刊金曜日』臨時増刊号 特別編集「従軍慰安婦」問題(2014年10月29日号) 「慰安婦」問題で日本が問われていること 『朝日新聞』の検証記事以降、「従軍慰安婦」問題がさまざまな論議を呼んでいます。全 国紙や有力雑誌による『 朝日』バッシングは苛烈さを増し、政府与党からも批判の声が相次いでいます。しかし、 歴史修正主義者がどのよ うに主張しようと、「従軍慰安婦」の強制性を裏付ける証言・資料は否定できません。歴 史修正主義の蔓延する現 在の状況では「本当のこと」を把握するのはたやすくありません。肝心の資料の解説がね じ曲げられたり、証言が 過小評価されたりすることが多いからです。そこで、この問題の核心をわかりやすく解説 する臨時増刊号を刊行し ます。『週刊金曜日』掲載記事のほか主要な資料を添付した、まさにまるごと一冊「従軍 慰安婦」号です。 〈主な内容〉 対談 梁石日×辛淑玉 「国家」にしかよりどころがない日本人 半藤一利氏に聞く 歴史とは人間がどういうものか学ぶこと 今だからこそきちんと知りたい「慰安婦」問題の基礎知識 川田文子 右派論壇誌にはびこる「慰安婦」否定の手口 能川元一 『産経』が渋々「訂正」お粗末すぎる記事 梁澄子 証言が明かす軍「関与」の実態 西野瑠美子 河野談話と加害責任 東郷和彦 「報道」検証より「慰安婦」問題を 上野千鶴子 被害者証言「法廷」で裁かれた日本軍 松井やより 座談会 歴史歪曲の動きにとどめを! 高嶋伸欣×俵義文×西野瑠美子×山田朗 元オランダ人「慰安婦」は「強かんと暴行」を証言 テッサ・モーリス=スズキ グレンデール市従軍「慰安婦」碑の撤去を求める訴訟をめぐって 小山エミ 吉見義明教授に聞く 右派の思惑が外れた「河野談話」検証 『産経新聞』の「河野談話見直し」キャンペーンに反論 林博史 『文春』、大高未貴氏による?でっちあげ?報道を韓国人教授が告発 永田浩三・元プロデューサーに聞くNHKの「慰安婦」報道 元『朝日』記者の社会的抹殺を狙う?テロ?を許すな! 中曽根元首相と故・鹿内産経新聞元社長の無自覚な告白 その他 ○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下 さい。 ※本増刊号には一部、本誌掲載記事を再録しています。 ※音訳版も発行します。 ★新・買ってはいけない10 著者: 渡辺雄二、1200円+税、A5判並製・208頁 ISBN: 978-4-906605-98-9 http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3266 必要じゃないものを買わされていませんか? 超便利な「食品添加物事典」がついています! 主な内容 第1章 「買ってはいけない」 ・めでたい正月も地獄になる!? 安全・安心を求めたい「おせち料理」 ・増粘多糖類に要注意、調味料の進化系「ぽん酢ジュレ」 ・保存料・着色料不使用でも添加物の多さがマイナス「セブン-イレブンのお弁当」 ・「スクラロース」の危険性、そろそろ真剣に考えませんか ・なんでこれがトクホなの?大いに疑問「キリン メッツコーラ」 ・体に悪いものも入っている「乳酸菌飲料」 ・「エナジードリンク」って何がエナジー? ・過信するべからず「二日酔い防止ドリンク」 ・「見た目はミネラルウォーター」。しかしその実態は……!? ・熱中症の不安につけこむ「熱中症対策ドリンク」 ・カラメル色素に注意しよう「ノンアルコールビール」 ・「美白化粧品」危ないのはロドデノールだけなのか? ・風邪をひいたら飲んではいけない「風邪薬」 ・ペットの健康を害する「ペットフード」 ・ペットの体に農薬をつける「ペット用ノミ取り」グッズ このほか「フロッシュ」、「ウィルス除菌製品」、「ボディシート」、「制汗ウォーター 」、「ゼオライト入り歯 磨き剤」等、話題の商品を取り上げます。 第2章 すごく役立つ!食品添加物事典 ★ウォルマートはなぜ、世界最強企業になれたのか グローバル企業の前衛 著者: ネルソン・リクテンスタイン 訳者: 佐々木洋、3500円+税、A5判並製 400 頁 ISBN: 978-4-906605-97-2 http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3273 米国の片隅で生まれたちっぽけな小売店が、わずか50年で世界最強企業にのし あがった。米国小売業界を支配し、日本では西友を飲み込んだウォルマート。そ の成功の陰には知られざる「闇」があった。綿密な調査・取材で隠された実態を 暴く衝撃の書、ついに日本上陸! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【5】イベントのご案内 ★JCJ緊急講演会「慰安婦証言、ねつ造ではない」 私は闘う──元朝日記者・植村隆さんを迎えて 講演:植村隆/山口智美 日時:2月17日(火)18:30(18時開場) 場所:東京・文京区民センター3階3A (地下鉄「春日駅」すぐ・「後楽園駅」3分) 参加費:1000円(学生500円) 問合せ:FAX 03−3291−6478 主催:日本ジャーナリスト会議(JCJ) 協賛:『週刊金曜日』 ==============================================『週刊金曜日』 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。 https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。 ※ このメールへの返信はできません。 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。 http://www.kinyobi.co.jp/mail/mail_index.php ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃発 行 株式会社金曜日 ┃ ┃ 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23 ┃ ┃ アセンド神保町3階 ┃ ┃ http://www.kinyobi.co.jp/ ┃ ┃編集部 mailto:henshubu@kinyobi.co.jp ┃ ┃業務部 mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Created by staff01. 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