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辺野古に基地は造らせない!〜「沖縄に連帯」4500人の熱気

     尾澤邦子

秋空のもと、日比谷野外音楽堂で行われた「11.29辺野古に基地は造らせない大集会」は 、4500人が参加し、熱気にあふれていました。

沖縄のヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんは「日本政府は沖縄の民意を無視して 辺野古の基地建設を進めている。米国に従って進める政治はアベコベ政治だ。今現場では ものすごい闘いをやっている。ろっ骨を折った人が二人も出ている。胸部打撲は何人もい る。海上保安庁は全国動員で来ている。機動隊は警視庁の選抜隊が来ている。私たちは非 暴力で島ぐるみで闘っている。座り込んで作業車を中に入れない闘いをやっている。沖縄 の闘いと戦争法制反対の闘い、原発を許さない、TPPを許さない闘いが合わされば安倍 政権に勝てる。参院選に勝利しよう」と話しました。

島ぐるみ会議の共同代表高里鈴代さんは「11月15日から22日、島ぐるみ会議でアメリカに 行って来た。それは、13日に翁長知事が埋め立て承認の取り消しを明確に発表したので、 米議会の重鎮に伝えるために行って来た。キャンプシュワブに入る車は米軍の許可書を持 っている。米政府は当事者だ。バークレー市議会は、本会議で沖縄の人々を支える決議を した。多くの議員に会い、アメリカの当事者性を訴えてきた」と話しました。

一橋大学名誉教授の田中宏さんは「国際人権規約第1条は自己決定権をうたっている。自 らの運命は自らが決める。沖縄の基地問題は沖縄の自己決定を尊重すべし」と発言。そし て「国連の人種差別撤廃委員会は日本政府に対し、琉球人を先住民として認めその権利を 尊重すること、代表者との協議を強化することを勧告している」と話しました。

戦争をさせない1000人委員会、解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会などのリレートーク が続きました。武蔵野市議会議員の内山さと子さんが、市議会で沖縄の新基地建設強行反 対の意見書を採択したと報告しました。24名の議員のうち18名が賛成。3名の公明党議員 も賛成したとのことでした。 集会終了後、銀座をデモ行進しました。

内山さんのお話しの中で、名護市の基地建設推進議員が、全国の市議会議長あてに「沖縄 の米軍普天間飛行場の代替施設建設の早期実現を求める陳情」を出しているというのを聞 き、とても気になりました。私が住んでいる葛飾の議員さんに問い合わせたところ、「き てるよ」との返事。12月3日には総務委員会で審議されるとのこと。あわてて地域の仲間 たちに傍聴をよびかけるメールを送りました。地域での闘いも必要となっています。


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