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「人ば殺して金儲け!」〜川内原発2号機再稼働「抗議ハンスト」を貫徹

 川内原発2号機の再稼働が強行された。ゲート前に悲壮感、敗北感は無かった。要するに意気軒昂なのだ。ハンストも無事に終わった。無事にというのも何か変だが。現地参加者総勢23名、うち5日間通しが13名その他各地で連帯のハンストが行われた。サポートしていただいた「3・11実行委員会」の皆さん、地元の皆さん、ありがとう。この間明らかになったこと、というより人々の意識の底辺にあったものが行動を通じて急速に表面に出て来たというのが適切だと思うが、それは「人ば殺して金儲け!」という原発糾弾のフレーズに象徴される。この間西村さんは、テントにくる毎、毎朝ゲート前で太鼓を叩きながらこれを唱え叩きつけてきた。水俣で患者の痛みを和らげるあんまとして長く寄り添ってきた人ならではの言葉だ。

 原発は今やプルトニウム生産工場と言い切って過言ではない。原発は核武装化を狙う自民党政府、国策の一端を担っている。福島の例で明らかのように、被災者への責任もとらず、緩慢な死に追いやる、一方で核兵器の原料プルトニウムを作り続ける、根底にあるのは利益至上主義、まさに死の商人、死の工場と言っていい。

 ゲート前が以外に明るかったのは、こうしたことが実感として私たちの身体に染み通ったからに違いない。一つ一つの再稼働の結果に一喜一憂している場合ではない。敵を見据えて一歩一歩陣形を固めよう。ゲート前の総括集会で3・11実の向原事務局長は、「次は選挙だという人もあるが、選挙はたたかいの結果だ。1、2号機停止、廃炉を目指し頑張ろう」と締めくくった。 (脱原発川内テント・E)

★薩摩川内市久見崎町久見海岸番外地 脱原発川内テント 090-5339-2243 090-3202-7897 image9@docomo.ne.jp


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