![]() |
7.15国会前学生行動 : 堰を切ったようにあふれ出ることば | ||||||
Menu
おしらせ
■サブチャンネル ・映画祭報告(7/27) ・レイバーネットTV(7/9) ・あるくラジオ(6/14) ・川柳班(次回9/27) ・ブッククラブ(8/2) ・シネクラブ(7/6) ・ねりまの会(6/28) ・フィールドワーク(6.1報告) ・三多摩レイバー映画祭(5/25報告) ・夏期合宿(8月23-24日) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第104回(2025/8/15) ●〔週刊 本の発見〕第400回(2025/8/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2025/6/12) ●川柳「笑い茸」NO.161(2025/5/26) ●フランス発・グローバルニュースNO.19(2025/8/5) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第100回(2025/6/5) ●「美術館めぐり」第13回(2025/7/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・CLP・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信・Tansa・市民活動情報プラットフォーム
|
堰を切ったようにあふれ出ることば〜学生たちのラップ・コール安保法制が委員会を通過した7月15日夜の国会前は6万人とも10万にともいわれる人々で埋まった。午後7時半からSEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)の集会が始まると、参加者はさらに増え続け、演壇近くは全く身動きのできない状態に。電車のラッシュなみの混雑に、屋外であるにもかかわらず酸欠状態のような錯覚を覚える。まわりには「PEACE NOT WAR」をはじめ、さまざまなボードが配置され、華やかで動きのある舞台装置ができあがっていた。 上野千鶴子を初め何人かのゲストスピーカーがいたが、あとはラップ・コールの連続だ。「戦争反対」「憲法守れ」「かってに決めるな」の定番コールのほかに、「アベシンゾウから日本を守れ」「アベシンゾウから沖縄守れ」には笑った。まさしく、いまの日本や沖縄に危害を加えているのはアベシンゾウという人物。さらに「独裁やめろ」「ノーパサラン(やつらを通すな)」「ファシスト通すな」のコール。「なんか自民党、感じわるいよね」(石破茂のことば)「戦争したくなくてふるえる」(札幌でデモを組織した若い女性のコピー)もある。そしてさまざまな思いを起こさせる「民主主義って何だ」のコール。学生たちはのびやかで自然体、自信に満ちていた。 管理教育のなかで、個性を許されなかった世代。イジメの対象になるから他人と違ったことを言えなかった世代。彼らが自分たちの思いを、怒りを表現し始めた。沈黙の世代から、堰を切ったようにあふれ出ることば。その力強さに酔った。(佐々木有美) Created by staff01. Last modified on 2015-07-16 23:34:45 Copyright: Default |