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日本政府は沖縄を「標的の島」にするな〜「沖縄と連帯する東京集会」

              写真・報告=shinya

いま沖縄は島ぐるみで、安倍政権のアメとムチによる艦砲射撃とたたかっている。4月22日、東京・文京シビックセンター小ホールで「沖縄と連帯する東京集会」が開かれ、仲里利信さん(元沖縄県議会議長・元自民党県連顧問)と山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)から沖縄の現状報告があった。

安倍政権は「県外移設」で当選した仲井真県知事と沖縄の自民党議員を力づくで屈服させ、名護市長選で示された民意を踏みにじり、辺野古新基地建設を進めようとしている。竹富町への「教科書是正要求、与那国町への陸自沿岸監視部隊基地建設強行、石垣島、宮古、下地島への自衛隊配備策動、『琉球新報』『沖縄タイムス』への圧力・・・。

戦争の出来る国にしようとする安倍政権に、辺野古の新基地建設を許し、自衛隊を米軍の弾除けに差し出し、沖縄を再び戦場してはならない。沖縄に、日本に、米軍基地は要らない。戦争を望んでいるのは死の商人だけだ。世界の人民は戦争を望んではいない。集会には東京交通労組、東京全労協などから連隊の挨拶があり、約300名が参加した。

↓仲里利信さん(元沖縄県議会議長・元自民党県連顧問)

「辺野古の海を埋め立て、新しく基地を造ると言うことは、沖縄の米軍基地の機能を際限なく拡充していくということです。米国防省の報告書によれば耐久年数200年とあります。米軍が永久に居座り、辺野古が米軍の要塞にされることになります。沖縄が標的にされて、昔みたいな状況になります。」「子どもの時に体験した悲惨な沖縄戦、戦後の苦しみを二度と子や孫に味わわせたくない。」仲里利信さんは、仲井真県知事や沖縄の自民党国会議員が安倍政権に屈したとき、自民党国会議員の後援会長を辞め、自民党県連議長も辞退し、自民党を離党した。名護市長選では「保守も革新もない。オール沖縄で稲嶺さんを支持しよう」と、稲嶺選対とは関わらずに独自に運動した。

↓山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)

「仲里さんと私が、同じ席でこうしていることは想像もできなかったことです。それほど沖縄の地殻変動が起こっているのです。」「尖閣の問題は、安倍政権では和平協議でなく戦争による決着しかない。」「11月の県知事選はオール沖縄でたたかう」。


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