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「思想・良心に基づいて不起立します」〜田中聡史さん思い貫く

3月19日、東京・板橋特別支援学校の卒業式が行われた。「君が代」不起立を続ける田中聡史さん(写真)の支援に早朝から30名近くの元教員、市民、労組関係者が駆け付けた。これは、昨年を大幅に上回る数だ。

門前の「君が代の強制は誰にとってもおかしい!」と書かれた大きなボードが人目を引く。副校長、主幹、都教委メンバーが監視する中、職員や卒業生・保護者にお祝いと支援を呼びかけるチラシを配布した。

「生徒には渡さないでください」と言う副校長の声もこちらの人数に圧倒されて曇りがち。支援者が「理由を説明して」と言うと、黙ってしまった。卒業式の開始までに、170枚のチラシが配られた。門の中では、三脚にカメラが据えつけられ、支援者を終始監視していた。

卒業式後の休憩時間に現れた田中さんは、「不起立をした。起立を促す副校長に、思想・良心に基づいて不起立をしますと言った」ときっぱりと語った。過去5回の連続不起立で、減給1か月の処分を2回も受けている田中さん。さらなる重処分が心配される。処分は27日の都教委で決定され、31日に本人に通告される予定。「処分するな」の声をぜひ都教委に寄せてほしい。(佐々木有美)

〔要請先〕
 都教委教育情報課
 電話03-5320-6733 FAX03-5388-1726
   S9000004@section.metro.tokyo.jp
 人事部職員課服務係
 電話03-5320-6792
 S9000013@section.metro.tokyo.jp

また以下の緊急取り組みもあります。
★卒業式処分をするな!都教委要請行動
 3月20日(木)
  15時45分 都庁第2庁舎1Fロビー集合
  16時〜 要請(同庁舎10F203会議室)
  *呼びかけ:被処分者の会 

↓板橋特別支援学校の正門、都教委の職員が並ぶ

↓たくさんの支援者が集まってチラシ配布

↓支援者を監視するビデオカメラ

↓学校関係者の入場が終わると通用門はチェーンで固く閉ざされた

↓自作「川柳」で訴えた教員OBの近藤順一さん。「咲くもよし坐るもよしや自ずから」(春0番)

                


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