本文の先頭へ
LNJ Logo 上海神明電機の労働者による緊急の支援要請
Home 検索
 


〔レイバーネット国際部・I]

先日お伝えした日本企業、神明電機の上海工場でのストライキは、武装した警官隊による突入など、ひどい弾圧が行われたなど、日本の新聞などでも報道されました。

人民日報が運営するニュースサイト「人民網」でも21日付で報道されています。
日本語に抄訳?されているサイトもあります。ごくろうさまです。

(中国語) http://finance.people.com.cn/GB/n/2013/0122/c66323-20287358.html
(抄 訳) http://bbs.kurashi-china.com/viewthread.php?tid=1744&extra=page%3D1

真夜中の警官隊による鎮圧をうけて現地の労働者が発したとおもわれる支援要請を訳しました。

========

上海神明電機の労働者による緊急の支援要請

訴え

上海閔行経済技術開発区南沙路1号にある上海神明電機有限公司は日系企業でしたが、資産譲渡の経過の中でいろいろな政策が一方的に提示されてきました。第一線の新旧1500人余りの労働者たちは、会社から提示される一方的で苛酷な規則(トイレは2分を超えてはならない、違反2回で解雇、宿舎補助なし、賃金は2000元[1元 円]程度など)の受け入れを迫られ、福利厚生や[補償額等の係数となる]在職年数をゼロに削減しようとするひどい条件の強制に、断固とした闘争を継続し、今日までに三日間もストライキを持続しています。

しかし、信じがたいことに19日の真夜中12時ごろ、警棒、ヘルメット、盾で武装した数百名の警官たちが、闇夜にまぎれて工場敷地内に侵入し、管理者の救出を理由に一切の寸鉄を帯びていない労働者(ほとんどが女性)に対して血の鎮圧が行われました。3人の女性労働者が重傷を負い、4人の労働者が逮捕され、携帯を没収され写メなどの資料は削除されてしまいました。20日、労働者はメディアに助けを求めましたが無駄でした!

20日の夜現在、逮捕された労働者や負傷者の行方は依然として不明なことから、労働者たちは昼夜を徹してストライキを堅持し、逮捕された仲間を釈放することを政府に求めています。しかし当局はいまだに不当に逮捕し続けており、致し方なく私たち全労働者はインターネットを通じて全国の人民に対して、上海神明電機有限公司の多くの労働者階級の正義のストライキを支援していただくことを呼びかけ、また期待するものです。

2013年1月20日夜

上海神明電機有限公司のすべてのストライキ参加者より


Created by staff01. Last modified on 2013-01-25 00:31:57 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について