本文の先頭へ
LNJ Logo 懲りない野田首相・推進派へ−よく聞け!これが福島県民の声だ!
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1339858600156za...
Status: published
View


黒鉄好@福島です。

相も変わらず脱原発を求める市民の声は完全無視し、一部の立地自治体首長・議員の声だけを「国民」の声だと言い繕いながら、野田首相は大飯原発再稼働に向けて突き進んでいますが、野田首相にとって福島県民はおろか、地元・おおい町の原発廃止を求める人たちも「国民」ではないのでしょう。きっと1%の支配層だけが「国民」なのだと思います。

史上最悪の原発事故を経験した福島県民がこの事態をどう思っているのか。やや古いですが、5月11日付け福島民報「みんなのひろば」(読者投稿欄)に掲載された会津坂下町在住の男性の意見をご紹介します。これこそ被災地福島の本当の声です。

------------------------------------------------------------------------------------------------------
2012年5月11日付福島民報「みんなのひろば」掲載の読者投稿から

進まぬ体質変革 高慢な電力会社

 今夏の電力不足が心配されている。各電力会社によると、電気が足りないらしい。電気がないとエアコンは使えない。熱中症の患者が増える危険がある。工場が操業できなくなる。日本の経済が停止する。それでもいいのかと政治家は言っている。

 しかし、福島県民は覚悟ができている。原発はいらない。電気が足りないなら私の家から止めてかまわない。関西電力は原発再稼働を重視して火力発電所の再稼働の準備をしていないらしい。一年間も時間があったのに何も準備していないで15%電力が足りないと発表した。思い上がりの体質だと思う。国民は電力会社の企業体質の変化を要求してきたが、全く何も変わっていない。

 原価が増えれば利益が増える料金体系のため火力発電に使う燃料は通常の六倍の価格で買っているとも聞いた。このような企業に原発という凶器を扱わせていいわけがない。私は「夏暑く、冬寒い生活」をしてでも、豊かな自然あふれる日本を守っていこうと思う。

【記事の写しは、http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/e6/19945f092dfc208dad35902eb7e03f81.jpg】

-----------------------------------------------------
黒鉄 好 aichi200410@yahoo.co.jp

首都圏なかまユニオンサイト
http://www3.ocn.ne.jp/~nakama06/

安全問題研究会サイト
http://www.geocities.jp/aichi200410/

Created by zad25714. Last modified on 2012-06-16 23:56:43 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について