本文の先頭へ
LNJ Logo 報告:東電解散!!リアリティツアー2011「会長・勝俣さんちにお手紙を届けよう」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1225hokoku
Status: published
View


東電解散!!リアリティツアー2011〜会長・勝俣さんちにお手紙を届けよう〜に参加しました。

企画・リアリティツアービューロ

警察官で壁が出来て通路を通れない。そんな事が現代日本で起きている。信じられますか?警察官も被曝する。被曝最前線に装備もなく追いやられる事になるかもしれないのに、この原発事故に何の疑問も持たないの? むしろ勇気ある、未来の日本を真剣に考えてるのはこのツアーの参加者じゃないの?なのに取り締まり、写真や動画を撮りまくるこの国はもう何もかもあべこべだ!

2011年12月25日、新宿アルタ前公園に1時集合、1時半出発。 1時過ぎにアルタ前公園に着くとものすごいお巡りさんの数。

もう30人程が勝俣会長へお手紙を届ける為に待っている。私も手紙を書きました。

「勝俣会長へ 東電は日本の貧乏神になりました。その貧乏神の親分になった気分はどうですか?はんせいしてますか?」と書きました。手紙をスタッフの人に託しました。弁護士の萩尾健太さんはこの後、勝俣邸に行く為の路地に並んだ警察官の<壁>の前に立ち、 警察官側に不法行為がないように、とても静かに威嚇していました。

公園前で熱いシュプレヒコールをしているとどんどん集まる警察官。ざっと見て200人はいたでしょうか。機動隊車両2台。勝俣会長邸に遠足に行こう、という取り敢えずの平和的な目的で集まったものであり、当たり前だけど、誰も武器を持っていないし、人を傷つけようとしていな い。放射能をまき散らし、ウソばかり発表する東電の方がよっぽど<危険分子>なのに。

新宿から四谷三丁目まであっという間。コンビニの角を曲がると勝俣会長邸、ところが警察官の壁が出来ている。一列に並んで道路を塞いでいる。これは警察による公道の不法占拠では? なんでお巡りさんが道を塞いでるの? 誰の為の何の為の公僕なの? コンビニ横の通路にはツアー参加者で溢れました。

通せ!通さない!の押し問答の末、何故か「三人づつなら勝俣邸への道を通す」となりました。前代未聞。公道を国民が自由に通行出来ないのです。<関所>が勝俣邸前の歩道に出来ました。三人と言う事で私とひまわりさん園良太さんで<通行>しました。

園さんは白い棺桶のような勝俣邸に向かって「何故ここは守られてるんだ!これが他の国であれば焼き払われて終わりだ!」と叫んでいた。園さん「麻生邸リアリティツアーの時は麻生邸までたどり着けなかった、今回は行けた。人数も今回は多い、だからあっち(警察側)も無理は出来なかった。警察はこちらに非がないのにこれだけの数が出るんです。言われた通りに動くロボットです」と今回のツアーの感想を述べた。

ひまわりさんは「逮捕者が出なくて良かった」と安堵した様子。参加者にはフランス、カナダの人達、そして中学生も居た。形にとらわれない反原発の抗議行動が、これからもどんどん起きて欲しい。参加者はツアー企画者によると最終的には150人くらい。まだまだ少ない。千人、二千人でも少ない。

もっともっと参加して欲しい。そして公害を垂れ流す民間企業の会長を守る警察の姿をしっかり確認して、この 国の何重にも重ねられた原発利権の特権が支配し、君臨している事実に気がついて欲しい。東電に公共料金という形の税金を奉納し、公務員である警察官にツアーを監視さ れ民間人である勝俣邸の警備に警察官が使われ、手紙を渡すという平和な遠足な のに道を封鎖される事実をその事実を確認して欲しいでのです。

 報告=上田眞実 2011 12 25

*写真上はツアー出発前にシュプレヒコールを上げる園良太(30)さん)

↓勝俣邸に向かう

↓公道をふさぐ警察官

動画(勝俣邸前での訴え・ダウンロード)


Created by staff01. Last modified on 2011-12-26 11:43:15 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について