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LNJ Logo 「やっぱり原発なしで暮らしたい!」富山集会に150人
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News Item 0410toyama
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報告:村山和弘

「やっぱり原発なしで暮らしたい!」とのスローガンで、富山行動が行われました。

4月10日富山駅前集会は福島県の方。志賀(能登)原発反対など発言されました。

能登原発は事故で停止中です。浜岡原発を止めろ!もスローガンで、市内デモは駅前ー県庁ー富山城ー市役所ー駅前の一周です。

参加人数は百数十名(150名?)です。今までの原発反対の人らと違い、初めての人や、若者の参加が特徴です。

富山・北陸電力は、原発を隣の石川県能登半島に作っています。今回初めて参加の人や久しく同じ行動は疎遠な団体・個人が一緒に集まりました。

高円寺デモはすばらしいです。やはり東京が動く事で勇気が出ます。日本全国は動きます。早速、流します。

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金儲け原発・電力企業に、環境を破壊する権利などはない。

全ての原発を直ちに停止・廃止しよう!

すでに日本は放射能汚染列島になり、地球の北半球が放射能汚染されつつあります。チェルノブイリ型爆発と違い、むしろ長期にわたって放射能汚染を出し続け史上最大の汚染規模になると言われています。海外では今後4世代に遺伝子異常で癌の発生が続くと報道されています。残酷で悲惨な核放射能事故が起きてしまったのです。

< 電力・原発企業と国(政府・官僚)、御用学者、マスコミの連合した犯罪 >

今や永遠にわたって、誰の所有物でない世界中の大気・水(海水や地下水)・土壌が放射能で汚されています。

電力会社は独占企業で様々な法律によって国に庇護されています。私たちから電気料金を取り全国に原発を建てています。今回の事故の賠償について、政府は、東電を救済するため特別に国の税金で行 うと発表しました。環境破壊する電力資本は直ちに原発事業を止め、脱原発エネルギーにして被害者全てに補償すべきです。農業・林業・漁業・生産業・科学技術の全てを国家と経済界や官僚機構から私たちの手に取り戻すことです。

< 核燃料サイクル政策は核武装の道 >

福井県敦賀半島には高速増殖炉「もんじゅ」があります。原発から出る放射能廃棄物を再処理と称して、長崎型原発に使われた猛毒なプルトニウムを取り出し、それを燃料として「原発で燃やして電力 にする」とトンデモナイ嘘です。核兵器の原料プルトニウム保有が国際的に問題視される中で、世界で日本だけがプルトニウムの「平和利用」の嘘を進めています。

原子炉を動かせば、必ず放射性物質=核のゴミが出ます。放射能汚染が永遠に続くカタマリになっている原子炉の解消は決してできません。せいぜいが分解・解体し、各地に分散して汚染するか、容器 で地下深くに埋めるかしかありません。容器自体も時間とともに放射能の破壊で壊れて、水を汚染します。  

また、原発の定期検査や解体作業などに動員される労働者は、放射能汚染で癌になって裁判に訴えても敗訴しています。使い捨てです。

<  能登(志賀)原発をなくせ >

北陸電力は石川県志賀町に原発を作っています。「絶対安全・国と学者のお墨付き」と言い、買収資金をばら撒き、地縁・血縁・有力者を買収し原発を作ったのです。絶対に安全なら富山北電本社敷地 に原発を作り、最上階に社長一家が住めばよいのです。志賀原発はひんぱんに事故を起こし、地震に非常に弱いです。停止している志賀原発を二度と動かしてはなりません。

< 原発と核兵器は一体 >

日本では核兵器と原発が別物と考えられています。世界の常識では通用しません。戦後、日本で原発を推進したのは富山に縁の深い正力松太郎です。読売新聞創設者でCIA協力者でもあり、彼は日本人 のヒロシマ被曝意識を考え、放射能には抵抗があるので平和の名目で原発を推進しました。佐藤栄作は核武装の研究チームを密かに作っていました。戦前、日本の陸海軍は核爆弾製造を進めていました。福島県石川町で中学生を徴用しウラン燃料発掘が行われていました。当時朝鮮半島の興安に極秘の核兵器施設があったことが、米国文書公開で明らかとなりました。もしも日本はウラン濃縮で核爆弾を作れば実戦に使用するのは当然でした。私たちの世界唯一の被爆国という意識の裏側で、戦後も原爆推進勢力は継続しています。戦前から土壌から、中国に対抗し「核武装すべき」という石原都知事発言が出ているのです。日本が一貫して原発に固執した理由は、「核」開発=核兵器の原料プルトニウム保持政策のためです。

私たちは歴史の岐路に立っています。今こそ声を上げ行動しましょう。(文責:会員M)

平和をつくる富山県連絡会
富山市小泉町中部575-4


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