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「赦し その遥かなる道」上映会〜考えさせられた死刑問題 | ||||||
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8月17日駒込どぅたっち「赦し その遥かなる道」上映会に行ってきました。
韓国のドキュメンタリドラマの日本語版で家族を殺された遺族達がその癒されない衝撃に苦しみ、日常ではない毎日を暮らしながら、加害者である殺人犯を赦そう、と感じるまでになったその心の旅路を淡々と本人達の赤裸々な心情吐露をそのまま受け止めて映像化したものです。 テレビ放映版の編集と言う事で、大衆向けと言う感じで解り易く。登場人物達の境遇が綴られ、家族三人を殺されたコさんを中心に三家族のオムニバス形式で話が進みます。善良で温和な市民であろう、コさんの静かな慟哭、他の家族の兄を殺された弟のストレートな怒り(広場に連れ出してなぶり殺しにしてやる、犯人が死なないと、自分も平穏ではくらせない!)などの対比が、犯罪被害者の苦しみと怒りが、多様である事が解りました。 コさんは母親、妻、息子を殺されても、犯人を赦そうとします。助命嘆願します。娘達から反感を買いながらも犯人に手紙を出します。『あなたを赦したい。会いたい・・・』 そうなるまでの犯罪被害者同士の交流や『希望の旅』というアメリカの犯罪被害者交流会の対話が丁重に誇大な表現を使わずに描かれていました。韓国キリスト教の牧師や尼僧達が励まし、旅を提案し・・・日本では中々そういうメンタルケアをしてくれるボランティア団体が少なく、犯罪被害者になったらまず、その連帯先を探すのが大変なんじゃないかな、と思いました。 日本は切腹などの特異な風習があり、『死んでお詫び』などの 『死の決済』『死で免罪』などの長い歴史的な背景で死刑廃止制度へ、対話が向く方向には簡単には行かないのでは、と思いました。 その後、ディスカッション(飲み会?)などあり様々な意見を行く事が出来ました。ヨーロッパ、北欧、北米などの殺人犯罪者の扱いなど、普段あまり聞く事が出来ない内容の物が多かったです。 よく解らないのですが、何故か飲み代300円以外は無料で美味しいくて体に良さそうな沖縄料理とお酒をたらふく飲み食いして来ました。 レイバーネットに入会しなければ、考えなかったろう、事がいくつかあり、そのうちの一つが死刑制度です。いままであって当たり前でしたから。(私にとっては)パレスチナ問題も話題に出、聞きたいお話も沢山あったのですが、帰宅時間を考え、お店を後にしました。 どぅたっち http://dotouch.cocolog-nifty.com/blog/ 青山真澄 Created by staff01. Last modified on 2010-08-18 15:59:13 Copyright: Default |