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不二越現地闘争の続報(10月22日)

1、不二越富山本社工場正門前で追悼式

10時半から正門前で、裁判中に亡くなられた4人の原告と姜徳景さん(不二越に強制連行され、逃 亡して「慰安婦」にされた)、金景錫さん(第1次訴訟原告団長)の追悼式が韓国式で行われました 。正門前に掲げられた6人の遺影の前には、ろうそくが灯されて線香が上げられ、りんごやなつめ、 ご飯,干物、お酒などの供物が並べられています。遺影に向かって、参加者が次々に献花し、額ずい て故人の冥福を祈り、勝利するまで闘い抜く誓いを各人が新たにしました。「泥棒の社長は出て来い 」のシュプレヒコールを上げました。

2、前日に続き再び、南門で抗議闘争

2時間の追悼式の後、再び支援の一部を残して南門へ向かいます。不二越は昨日よりも鉄門扉のチェ ーンの数を増やしていました。 「社長は出てこい!」「門を開けろ!」と原告も支援もシュプレヒコールを上げます。原告の主張を 警備員が聞くことで警備員の動揺を恐れる企業は、はるか遠くへ警備員を後退させました。

 この闘いで既に、正門封鎖に続いて南門も封鎖したので大型トラックは交差点から南門まで数珠繋 ぎで全く動けません。南門は公道から数十メートル入った処にあるから大型トラックはバックも出来 ない状態です。更に、信号のある公道から南門へ入ろうとするトラックで公道も混乱しています。社 員が公道の交差点にいて北門へ迂回させている事が分かりました。今度は北門へ一部が車で向かいま す。こちらが着くと会社側は慌てて不二越工員の職場を放棄させて北門に駆けつけ鉄門を閉めました 。警備が全く不足しているのです。 この闘いは不二越に大混乱を強制しました。北門は狭くて大型トラックが1台しか通過出来ません。 しかも、大きな公道から相当狭い道の一定入った場所です。そこで、狭い公道も大型トラックの数珠 繋ぎでバックも出来ません。しかも、会社内から出るトラックも北門内側に正面に向かって並んでい るのです。それらも数珠繋ぎです。北門鉄扉に大型トラックがお互い向かい合って相互に身動き出来 ない状態です。不二越は単に全門を自己封鎖しただけでなく慌てて大混乱に自分を追い込みました。

 原告と支援によって企業は振り回された1日でした。不二越は実際には弱点だらけなのです。前日 に続いて勝利の確信を与えてくれた闘いでした

3、富山駅前で街頭宣伝を原告と支援で夕方には行いました。市民に向かって原告はスピーカー・ビ ラ配布のアピールして不二越闘争支援を訴えました。

ビラはたちまち撒き尽くす程です。富山では朝日新聞、北陸中日新聞がカラー写真入りで報道しまし た。東京行動は富山新聞が掲載しています。富山に韓国TV局が20日から24日の帰国まで密着取材し ました。特別番組として約1時間番組のテレビ報道がされます。不二越闘争は、新たな勝利への確信 を持つ段階へ入ったのです。全国からのご支援をお願いします。忙しくて不二越ホームぺージの更新 がまだですが追って行います。今回の東京ー富山闘争の記録集を日本語・ハングル・英語版で発行し ます。 ホームページには予約ページを作りますので、後ほどご覧下さい。(←第二次不二越訴訟・ホームページにリンク)


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