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ミサイル防衛初発動に関する質問に防衛省から「回答」届く! | ||||||
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投稿者: 核とミサイル防衛にNO!キャンペーン 【ミサイル防衛初発動に関する質問に防衛省から「回答」!】
防衛省に提出していたPAC3ミサイル等の移動展開に関する質問書への文書回答が5月29日に届き
ました(協力:辻元清美衆議院議員事務所)。
[転送・転載・紹介歓迎]
「部隊運用に関わる」との決まり文句による回答拒否や、はぐらかしなど誠意に欠ける回答がほとん
どです。ただ、PAC3ミサイル発射時に出る爆風のガス成分については「塩化水素、一酸化炭素な
ど」と初めて回答しました。6月2日に衆議院第二議員会館で行われた平和委員会などによる防衛省レ
クチャーの場でも、防衛省は、
「ガスについては米側のほうから半年ぐらい前に回答が来ておりまして、
塩化水素・一酸化炭素等があると承知しております。急激に直接に塩化
水素を大量に吸うと呼吸困難や呼吸停止になる、一酸化炭素濃度が強け
れば一酸化炭素中毒になる。」 と回答したとのことです。
半年前に米側から回答が来た時点で、すぐに以前から回答を求めていた私たちに報告されるべきでし
た。防衛省に強く抗議するものです。
【参考】迎撃ミサイルPAC3の都心展開演習に関する防衛省公開
ヒアリング報告(2007年9月28日)
http://www.geocities.jp/nomd_campaign/pac3-answer.html
未回答部分やガス成分の実態など、今後も調査や追及を続けていきたいと思います。関連情報などあ
りましたら、お知らせください。
<核とミサイル防衛にNO!キャンペーン>
(E-mail)kojis@agate.plala.or.jp (TEL・FAX)03-5711-6478
(HP)http://www.geocities.jp/nomd_campaign/
(第2HP)http://www.anatakara.com/petition/index2.html
[郵便振替] 00190-0-608393 ピース・チェーン・リアクション
(通信欄に「キャンペーン」と付記を)
………………………………………………………………………………………
[報告:核とミサイル防衛にNO!キャンペーン]
朝鮮民主主義人民共和国による長距離ロケット発射に際しての、ミサイル防衛(MD)システム初発
動(PAC3、SM3の移動展開)に関する防衛省への質問書と防衛省による文書回答[2009年5月
29日付]
1.浜松は教育部隊と言われており、実弾はないと思っていたが、今回東北
に移動展開した。実弾は浜松にあったのか?それとも別のところから運
んだのか?
(回答)お尋ねについては、部隊の運用に関することであり、事柄の性質
上お答えを差し控えたい。
2.今回の移動展開(PAC3、SM3)にかかった経費と、それは予算の
どこから出ているのか?
(回答)お尋ねの移動展開(PAC3、SM3)にかかった経費について
は、自衛隊を恒常的に維持していくための経費として計上された
人件費、燃料費等の中から支出されるため、今回の事案に係る経
費を抽出してお答えすることは困難である。
3.PAC3の発射時の爆風のガスに含まれる成分は何か?
(2007年9月の防衛省公開ヒアリングの際に防衛省に聞いて、その後何
度か尋ねても「アメリカに打診中」との返事でいまだ回答なし)
(回答)塩化水素、一酸化炭素など
4.PAC3のレーダー波について
(1)PAC3のレーダー波の電磁波レベルは?
(回答)PAC−3のレーダー装置が放出する電波の強さに関する情報に
ついては、レーダー装置の性能が推察される恐れがあることから、
お答えは差し控えさせて頂きたい。
(2)通信機器や人体への影響はないのか?
(回答)PAC−3のレーダー装置が放出する電波の影響については、一
定の距離を確保することにより、人体等への影響を及ぼすことは
ないものと考えている。
(3)配備地周辺への影響を防ぐ具体的な対策は?
(回答)例えば、一定の距離を確保し周辺地域への影響を配慮するなど、
適切に判断してまいりたい。
5.アメリカでさえ、発射に失敗して回転して落下するミサイル(部品)を
迎撃する実験を一度も実施していない(3月26日、産経、フィリップ・
コイル元米国防次官補の証言)にも関わらず、「迎撃」が可能だとした
科学的な根拠はどこにあるのか?
(回答)1 我が国の弾道ミサイル防衛(BMD)システムは、我が国全
体を2〜3隻で防護し得るSM−3搭載イージス艦による上層
防衛と、拠点防御のためのペトリオットPAC−3による下
層防衛からなる多層防衛の考え方を採用しており、それぞれ
の過去の試験の結果等にかんがみれば、我が国の領域に飛来
する1,000km級の弾道ミサイルの対処についての技術的信頼
性は高いと考えている。
2 一方、我が国に飛来・落下する弾道ミサイル等の破壊に成功
する確率については、その種類や性能、落下の態様や場所等
様々な条件を考慮することが必要であり、その一々について
は事柄の性質上お答えすることは困難である。
3 いずれにせよ、防衛省としては、国民の安心・安全のため最
善を尽くす所存である。
6.PAC3配備地域の周辺住民に対して、どのような周知を行ったのか?
(例えば、市ヶ谷の周辺マンションなど)
(回答)今回のペトリオット・ミサイルPAC−3の展開に際しては、防
衛省から関係する自治体等に必要な説明を行った。
7.今回、PAC3の発射態勢のために、空域確保のための制限措置などは
行ったのか?
(回答)今回の北朝鮮によるミサイル発射に際し、お尋ねの空域確保のた
めの制限措置などは行っていないが、国土交通省と調整し、国土
交通省から、PAC−3部隊の展開に対する注意喚起について、
4月3日18時29分にノータムを発出した。
8.PAC3のレーダーを運用するために、電波管制措置は行ったのか?
そのために総務省の許可はいつどのように取ったのか?
(回答)御指摘の電波管制措置がいかなるものを指すのか明らかではあり
ませんが、今般の事案に関し、PAC−3のレーダーの運用に係
る周波数については、自衛隊法第112条第2項の規定に基づき、3
月27日に総務大臣の承認を得ております。
[参考]自衛隊法第112条第2項
:防衛大臣は、自衛隊がそのレーダー及び移動体の無線設備を使用
する場合には、その使用する周波数について、総務大臣の承認を
受けなければならない。
Created by staff01. Last modified on 2009-06-07 18:13:11 Copyright: Default | ||||||