写真速報:ナイキは宮下公園の買い取りを止めろ! | |||||||
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今日、8月27日午後16時頃、渋谷区役所にてナイキジャパンと渋谷区との間でJR渋谷駅すぐ側の「宮下公園」のネーミングライツと公園改修に関する契約の調印式が市民に非公開で行なわれた。 渋谷区役所の1階エントランスには10名弱の市民が集まり、それぞれにプラカード等を持ちナイキジャパン社長への直接の抗議行動が行なわれた。ナイキジャパン社長は区役所1階出口から、渋谷区公園課職員とナイキ広報部社員によって護衛されながら車に乗り込み無言で去った。 市民はプラカードや声明文を車の窓越しに提示し、ナイキによる宮下公園の買い取りを止める様訴えた。市民が用意した「質問書」は受け取りを拒否された。この契約に関しては以前から公共空間である公園を商品化することや、そこに住むホームレスの排除、また無料だった公園を有料化することで使用する人が限定される事などが問題として取りざたされていた。(根来祐) ======= 声明 本日、正式契約されるという「宮下ナイキ公園」計画。これを単なる「改修」と言い張るのは、世間を欺くものです。どう控えめに考えても、これは公園の性格そのものの「改変」です。 貴社によるスポーツ施設「寄贈」予定場所は、何もない更地ではありません。樹木豊かな緑地です。多くの人が無料で誰でも使える、緑豊かな休憩空間を壊し、使用者が限定された有料施設を建てるこ とが、「公共的利益」に寄与することですか? また、「寄贈」予定のスポーツ施設は、30名の「ホームレス」の方々を排除しない限り建設不可能のはずです。現在、渋谷区からは何ら有効な方策が示されていません。 貴社は企業責任やグローバリゼーション化による貧困への対応を掲げているはずですが、このことには見て見ぬふりをするのですか? さらに、渋谷区は貴社に対する過度な「気遣い」により、適切な民主主義的な手続きを蔑ろにしてきました。 このままでは貴社のブランドイメージと「ホームレスの排除」「民主主義の破壊」が直接結びつくことになるでしょう。 今からでも遅くありません。考え直してください、ナイキジャパン。計画の完全凍結を求めます。 みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会 連絡先 Created by staff01. Last modified on 2009-08-28 00:46:07 Copyright: Default |