本文の先頭へ
LNJ Logo TMPCLOとトヨタ経営陣および彼等のインチキ労働協約の異常性
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1204tmpcwa
Status: published
View


TMPCWA(フィリピントヨタ労組)のホームページ2006年11月30付け最新情報の和訳です。
http://www.tmpcwa.org/index_html

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
TMPCLO(御用組合)とトヨタ経営陣および彼等のインチキ労働協約の異常性

去る2006年11月24日、私達は、TMPCLOが、トヨタ経営陣とTMPCLOのインチキ指導
部が合意したインチキ労働協約を批准するためとして、一般労働者の署名集めを
始めているという記事を、私達のホームページに掲載しました。御用組合TMPCLO
はまた、批准署名をしない労働者は締結記念ボーナスをもらえないというキャン
ペーンも行っています。

御用組合TMPCLOと経営陣は、2006年11月14日に全一般労働者の総会を設定しまし
たが、彼等はTMPCWAの組合員と指導者達が会場に入るのを阻みました。トヨタ経
営陣は、TMPCLOが確実に一般労働者の署名を集められるよう、生産時間中を利用
することを認めたのです。

去る2006年11月27日、トヨタ内部の私達の指導者達は、TMPCLOのある文書を入
手しました。その内容は、2006年11月24日にこのインチキ労働協約の締結が設定
されていることに関するものです。この文書はTMPCLOの書簡ですが、TMPCLO自身
の組合員から私達に手渡されたものです。

一体全体、御用組合TMPCLOは、御用組合とトヨタ経営陣の交渉団が正式署名をし
ていない労働協約に対する一般労働者の批准署名を、どうやって集めることが出
来たというのでしょうか。一体全体、労働協約の署名をしないのにどうして批准
を先にやるなどということが出来るのでしょうか。法的には、批准の前に、まず
先に両当事者が労働協約の署名をしなければならないのに、TMPCLOとトヨタ経営
陣の場合はそうではないことが起こっています。これは、労働協約の批准にも異
常なことが起こっていることを示しています。

御用組合TMPCLOとトヨタ経営陣は、労働協約交渉をあせっているだけでは足り
ず、労働者のマインドコントロールを図りTMPCLOの組合員にさせるために、労働
協約の批准にも違法なことをやっているのです。御用組合TMPCLOとトヨタ経営陣
は、労働協約の内容の背後に潜んでいる真実、とりわけ将来に控えている労働者
の大量解雇から目をそらせています。これは、妥協的協約、御用組合と貪欲な経
営陣の労働協約がまったくインチキなものであることを、明らかに示すもので
す。

以下は、TMPCLOのトヨタ経営陣宛て書簡です。
--------------------------------------------------------------
トヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイション・レイバー・オーガニゼイ
ション

2006年11月24日

総合管理本部 副本部長 ホセ・マリア・アリガダ殿
人事部副部長 クリステイーナ・フェ・アレヴァロ女史 経由

トヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイション・レイバー・オーガニゼイ
ション
(TMPCLO)委員長 ウィルソン・ロモトス発

組合離席願いの件

最近完了しました労働協約交渉に合せて、当組合の執行委員である下記のチーム
メンバーが、経営陣との同協約の正式締結に出席出来るよう、今夕2006年11月24
日(赤シフト/夜)、組合離席に入ることをお取り計らい下さるようお願い申し
上げます。

当該チームメンバーは下記の通りです。

1. ラミル・マイロム          − MPD(訳注:製造計画部と思います。)
2. ジェイ・サグアン          − 塗装
3. オルランド・ヴィレガス  − 溶接
4. ロナルド・マナグイット  − 樹脂
5. ミヒャエル・クイント      − 品質保証部

本件に関する貴職の最大のご理解とご同意を期待しております。

委員長 ウィルソン・ロモトス発

写:   アンドレス・ラモス殿
        全当該関係課長


フィリピントヨタ労組を支援する会 

Created by iseki-kaihatu. Last modified on 2006-12-04 07:31:43 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について