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10・28の集いでJR尼崎事故遺族が講演 | ||||||
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松原@ビデオプレスです。 来週日曜日の10月29日には、恒例の「団結まつり」が亀戸中央公園で開かれますが、その前日の10月28日、「前夜祭」企画として「JRの利益優先・安全無視を問うつどい」が開催されます。テーマは「JR尼崎事故を遺族とともに考える」。悲惨な事故から1年半が経過しましたが、事故原因も補償もなにも進んでいません。それどころがJR西日本は、遺族の連れ合いを自殺にまで追い込みました。「JRは憎い」という言葉は重いです。 28日のつどいでは、JR尼崎遺族の代表が上京し、じっくりこの問題について話す予定です。めったにない機会です。ぜひご参加ください。なお下段の文章は、8月に私が書いたものです。参考まで。 ★「JRの利益優先・安全無視を問うつどい」10/28(土)18時開場 東京しごとセンター地下ホール ●鉄道事故のすさまじさ (8月7日記)8/4〜6京都全交集会に参加したが、その集会の企画のなかで「国鉄闘争交流会」があった。小さな会議室に40名ほどがぎゅうづめだった。ゲストは尼崎事故遺族の藤崎光子さん。あれから1年半近くになるのだが、遺族たちがいまどんな状況にあるのか私は気になっていた。 藤崎さんの話によれば、遺族団体である4・25ネットワークには、107名の犠牲者のうち60名が結集したという。遺族の中には「いまだに電車にのれない」「肉親を弔う気にもなれない」など傷は癒されていないことがわかった。またこの間のJR西日本が「役所以上に役所的・官僚的」で余りにひどい対応をしていることも。とくに、遺族たちが一番知りたい「なぜ事故が起きたのか」ということに、いまだに何一つ答えていないという。 藤崎さんは娘さんと二人で印刷関係の仕事をしていた。「娘が夕方まで出てこないので、さぼっているのかと最初は思った」「月曜に事故が起きて、その後遺体が判明する水曜の午前までの時間が長かったこと」などを訥々と話した。またある遺族はポラロイドで撮った遺体の顔写真を見せられ、あまりに損傷がひどくて、本人であることを認めることができなかった。鉄道事故のすさまじさ・・・。 そして、60代半ばをこえた藤崎さんは「死ぬまで鉄道の安全問題に取り組む」決意を固めたという。終始笑顔を浮かべながら語る藤崎さんの言葉の一つひとつが強烈に参加者(私)の胸に響いた。 Created by staff01 and Staff. Last modified on 2006-10-28 14:14:41 Copyright: Default | ||||||