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ゆうパック配達委託業者の悲鳴 | ||||||
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〔匿名希望〕 転勤する前、私が勤務していた郵便局は、ゆうパック(郵便小包)の配達・集荷を委託業者が請け負っていました。通常郵便物(それも小包同様の大型多し)や書留・速達があまりにも大量にあるため、ゆうパックまで手が回らなかったためです。 私はその委託業者の方に、正確な配達先を教えたり、配達途上でよく出会って話をしていたので、かなり親しくしていました。 その局は今年4月1日をもって2ネットを導入し、ゆうパックを対面(正規職員)が配達することになりました。つまり、委託業者との契約を3月31日付けで打ち切るのです。 その最後の日、配達先で出会った中年の委託業者の女性は、今にも泣きそうな顔で私に訴えました。 「明日からこのゆうパック配達の仕事が無くなります。一体私たちはどうすれば良いのでしょうか。15年間、ゆうパックの配達をやってきました。地域のためだと言われて、休むことなく配達と集荷を担当してきました。こんな仕打ちがありますか。なぜ、郵便局は私たちから仕事を奪うのですか。私には子どもがいるのですよ」 今まで見たこともない必死の形相で訴える姿に、私は言葉が出ませんでした。無力感に襲われました。 転勤後、電話でその局にいる友人に、あの委託業者の人たちはどうなったか、を聞きました。 「通常郵便物の配達だけでパンク寸前なのに、ゆうパックまで手が回るわけないだろ。超勤と廃休の連続さ。ゆうメイトは集まらない。結局、委託業者の人たちに応援を頼むしかないよ。あの人たちは今、ゆうパック配達のゆうメイトになって配達と集荷に言っているよ」 委託業者の人たちは、とりあえずゆうメイトとして雇用されたようです。 しかし、ゆうパックは重要な商品だから正規職員が配達するものだ、と言っておきながら、人手が足りないからと言って、切り捨てる予定だった委託業者をゆうメイトとして使う郵政公社のご都合主義には腹が立ちます。 Created by staff01 and Staff. Last modified on 2006-07-19 09:44:29 Copyright: Default | ||||||