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松原です。

ビデオ「レールは警告する」に出演したり、「週刊金曜日」の座談会に出て、線路の危険性を訴えたJR千葉支社の保線労働者・菊地義明さんが、そのことを理由に「厳重注意処分」を受けました。私たちは、「週刊金曜日」発行人の佐高信さんを代表に「菊地さんの処分の撤回を求める会」をつくり、抗議の署名活動をはじめることにしました。安全を真剣に考える労働者は表彰されて当然であり、処分などとんでもないことです。6/23JR東日本の株主総会に向けてたくさん署名を集め、JR東に反省を促したいと思います。ぜひみなさんのご協力をお願いします。

以下は、JR千葉支社への要請内容です。署名は、次のサイトで簡単にできます。  

 電子署名

――――――――――――――――――――――

東日本旅客鉄道株式会社
 千葉支社長 原田 尚志 殿   

雑誌「週刊金曜日」のインタビューに応えて安全問題を訴えた 菊地義明さんへの処分の撤回を求める要請書

昨年の羽越線脱線事故をはじめ、今年に入って、山手線の工事による線路隆起や重大な輸送障害事故が多発している実態は、JR東日本の安全対策が危機的状態であり、利用者の求める「安全」とはほど遠い重大な事態に至っていると言っても過言ではありません。

このような状況のなか、貴支社は、安全問題で雑誌のインタビューに応じ、レール破断等の危険な事実を利用者・市民に知らせた、新小岩保線技術センターの菊地義明さんに対して、4月18日付けで「社員として勤務時間外に雑誌のインタビューに応じ、会社の信用を傷つける発言をしたことは、社員として著しく不都合な行為である。今後、このような行為を繰り返さないよう厳重に注意する」という処分発令を行いました。

しかし、貴支社は、どの部分の発言が問題なのかということは一切明らかにせず、ましてや記事を書いた雑誌「週刊金曜日」に対して何の抗議も記事の訂正要求もされていません。「会社の信用を傷つけた」というのであれば、社内で「日勤教育」まがいの事情聴取や処分をするのではなく、信用を回復すべく、利用者・国民に対し、公に、具体的に「ここが違う」と明確にする方が良策であり、それが一般的・常識的な対応ではないでしょうか。

鉄道事業にとって最も大事なことは「安全輸送」です。「重大な事故に繋がっては大変だ」と思い、利用者・国民の為に、ひいては会社のためを思い事実を知らせた行為は、褒められることがあっても処分などされる理由はありません。貴支社の行為は「本末転倒」「言語道断」と言わざるを得ません。

私たちは、ただちに菊地さんへの処分を撤回するよう要請します。

JR千葉支社の菊地さんに対する処分の撤回を求める会 代表 佐高信

【連絡先】〒102−0072
東京都千代田区飯田橋3−9−3 SKプラザ3F
電話:03−3511−3386 FAX:03−3511−3387


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