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国鉄闘争共闘会議第5回総会報告 | ||||||
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T@千葉です。 すでに共闘会議サイト(http://www7a.biglobe.ne.jp/~tomonigo/)に報告が出ていますが、補足の意味も込めて私からも報告します。 国鉄闘争共闘会議の第5回総会・合宿交流会が、5月20〜21の2日間、修善寺で開かれました。 鉄建公団訴訟主任弁護士である加藤晋介弁護士からは、控訴審をめぐる情勢について報告がありました。『鉄建公団訴訟第1審東京地裁判決の翌日、9月16日の午前11時前には相手側(運輸機構)はすでに控訴していた。これは、相手にとって「不当解雇あり」の判断が容認しがたいということを意味しており、また新自由主義の始まりとなった国鉄の分割・民営化には一点の曇りもあってはならないという敵の強い意志を示すものでもある。つまり国策としての新自由主義への反対は絶対に許さないということだ。運輸機構側の控訴理由書を読むと、「3年時効論」で逃げを打てれば万々歳くらいに構えていた一審からボルテージが上がり、個別職員の処分歴をいちいち挙げて反論してきている。敵側が不当労働行為ではなく、個々の原告が「不良職員」であったことが不採用の原因だと主張することによって、「国労潰しのために強行された国鉄分割・民営化」としての本質がいよいよむき出しになってきている』。 加藤弁護士は、さらに『2審を担当する南裁判長は、ILOの理事を務めるなどの経歴もあり、最初は期待が持てるかとも思ったが、訴訟救助すら認めなかったところに超反動的な姿勢が表れている。9.15判決はないと思って取り組む。むしろ、なまじ9.15判決などあるからこちらが慢心するのだと気を引き締めるくらいでなければならない』という極めて厳しい情勢認識と、闘う意思が示されました。その上で、高裁に圧力をかけるためにも、鉄建公団訴訟より闘いやすい2次訴訟や全動労訴訟で9.15より有利な判決を出させ、それらを控訴審の闘いと結合させていくことが重要だと訴えました。また、国労本部について『本部は下駄の雪である。踏まれても踏まれても裁判闘争に付き合うより他にないからだ』と述べました。 国鉄闘争共闘会議の二瓶久勝議長は『国労本部の幹部から会って欲しいと言われ本部に行った。建物に入ったら、かつて自分のことを名指しで排除したある中執がエレベーターのドアを開けて待ってくれていた』というエピソードを披露。『我々は解決局面を切り開いてきたが、一方国労本部は「自分たちが主導権を取るつもりはないし、取れる局面にもない」という考えだ。我々は引き続き総力を挙げて取り組んでいく』と決意表明しました。 参加者からは、地位確認を含んだ形の訴訟に本部をどのようにして踏み込ませるか、など熱い討議が交わされました。また、安全問題を告発して処分を受けた国労千葉地本組合員をしっかり励まし、支援していくことも確認されました。 総会での討議全体を通して思ったことですが、自分達の手で9.15判決を勝ち取ったことで、参加者一同、自信に満ちあふれていたように思います。 合宿で皆さんとともに過ごした20日の夜は快晴で満天の星空でした。この星空のように一点の曇りもない勝利解決を目指していきたいと思っています。 Created by staff01 and Staff. Last modified on 2006-05-24 02:11:04 Copyright: Default | ||||||