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松原です。

3/4の総会は、参加者が少ないのではと危惧していましたが、フタを開けたら35〜40名と盛況でした。内容的にも充実していたと思います。以下、雑感です。

・総会の論議

総会では伊藤代表、河添事務局長とも、レイバーネットの「運動メディアとしての役割」をレベルアップしよう、そのためにもメディアアクティビスト(レイバーネット通信員)を意識的に育てようという呼びかけが強烈でした。その影響か、きょうは沖縄から浅井さんが写真を送ってきたり、大地さんからが初めて集会の写真を寄せていただいたりしています。レイバーネットのアクセス数は、現在1日600くらいですが、これを2000くらいにして、影響力のある運動メディア・運動ジャーナリズムに育てていきたいものです。

・特別イベント「たたかいと文化を考える」

ゲストのお二人(パクミヨンさん、イヨンチェさん)の話がよかったです。韓国労働者文化運動がいかに形成されてきたかが、具体的にわかりました。また、さまざまな運動のヒントを教えられました。

労働歌謡は87年ゼネストでうまれ、ゼネストを維持する役割を果たしたそうです。歌を通じて「たたかいは楽しいこと、一人でなくみんなが連帯していること」を認識し、闘いのエネルギーをつくっていったといいます。
私が思ったのは、日本では1975年に1週間に及ぶスト権ストがありました。しかし、その時の様子を聞くと、ヒマを持て余した労働者が、パチンコに行ったりしてきちんとした闘いができなかったという話です。あの時、文化運動があったら、と思いました。

質疑のなかで、日本の労働運動の現状に関しては「このままでは化石になる」という厳しい意見が多かったですが、論議のやりとりの中で、2つ前向きなヒントを発見しました。

ひとつは、レイバーフェスタで定着した3分ビデオに加えて、日本の労働者の思いを歌にする企画を考えてみること。意識的に歌をつくりだす試みです。

もうひとつは、日本の集会が「形式化、マンネリ化、形骸化」してまったく面白くないものになっている、これでは若い人に拡がっていかない。だから、まず集会の内容を変えていくことです。運動は「楽しい、連帯感がある、もう一度参加しよう」という気にさせなければ拡がっていかないでしょう。集会のあり方を変えていくことは、すぐ取り組むことができることだと思いました。

Created by staff01. Last modified on 2006-03-05 22:17:40 Copyright: Default

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