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2026/01/10 菊池事件の再審開始を求める映画「新・あつい壁」の上映と再審弁護団からの報告会

投稿者: 小川哲生

 現在、熊本地方裁判所において、ハンセン病患者への死刑が執行された菊池事件の再審請求が行われており、来年1月に裁判所の判断が示される予定です。
 ハンセン病への偏見・差別がどのようにして冤罪を生んだのか、ハンセン病患者に対する裁判がどれほど常軌を逸したものだったかを知るために、菊池事件を題材とした映画「新・あつい壁」を上映し、再審請求の審理状況について再審弁護団から報告していただくとともに、ハンセン病家族の菊池事件への思いを聞きます。
 また、中山節夫監督の挨拶も予定しています。
 ぜひ、ご参加ください。

日 時:2026年1月10日(土)13:00〜16:00(12:30開場)
場 所:聖イグナチオ教会ヨセフホール(四ツ谷駅徒歩1分 上智大学となり)
参加費:500円(資料代)、申込不要
主 催:菊池事件の再審実現をめざす東京連絡会
お問い合わせ:kikuchi-saishin@shutoken.org
【菊池事件とは】
元役場職員が殺害された事件について、ハンセン病患者として報告されたことを恨みに思っていたハンセン病患者が事件を起こしたものとして起訴された事件。ハンセン病を理由として裁判所ではなく、医療刑務所内で刑事裁判が行われ死刑判決がされ、1962年に死刑が執行された。有罪の根拠とされた凶器や証言などの評価だけではなく、裁判所がハンセン病を理由として差別的な取り扱いを行ったことが問題になっている。

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