本文の先頭へ
LNJ Logo ふぇみ・ゼミ2025講座:トランス差別とフェミニズム
Home 検索
 


2025/11/03 ふぇみ・ゼミ2025講座:トランス差別とフェミニズム

ふぇみ・ゼミ2025講座:トランス差別とフェミニズム〜「安心・安全」は危険だ!第7回 熱田敬子さん「保護主義的反性暴力・反ポルノとトランス差別〜“女・子どもを守ろう“の罠」

■日程
11月3日(月・休)18:00〜20:00

■講座概要
反性暴力はフェミニズムが取り組んできた、大きな課題の一つです。多くの被害者が声をあげ、運動を牽引して社会の性と暴力に対する見方を変えてきました。
しかし、反性暴力の声が広がるにつれ、ある人たちを性別や人種・民族で「性暴力の加害者になりやすい人」と見なし、その人たちを排除しようとしたり、女性や子どもを「保護」するという主張が出てくるようになってきました。
こうした動きは「加害者になりやすい」と見なされた人たちへの差別扇動であると同時に、「保護」されるべきとされた女性や子どもの権利剥奪にもなり、「弱者」の保護者を気取る保守派との親和性を持ちます。
そしてポルノもまた、女性に対する蔑視をあおるとされて、性暴力の誘因とみなされることもあります。ですが、性の表現を享受しているのは、シスジェンダー、ヘテロセクシュアルの男性だけではありません。女性やセクシュアル・マイノリティにとっても、ポルノは性的な主体性を確立するために必要なものでした。
性暴力は本来、誰もが加害者になりえ、誰もが被害者にもなりえるものです。そして性的自己決定権、性的主体性もまた重要な権利です。本講座を通じて、被害者を「弱者」化しない反性暴力の在り方を考えたいと思います。

■講師プロフィール
ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、社会学・ジェンダー研究者。日中通訳翻訳。学生時代に日本軍性暴力被害者と出会い、中国・山西省や海南島などでフィールドワークを行ったことで、「主流派フェミニスト」になりかけていた自分を問い直す。山西省・明らかにする会通訳兼事務局メンバー。他に、人工妊娠中絶の経験者の聞き取りや、中華圏を主としたフェミニズム運動の調査も行う。

■ご予約・詳細は以下のURLから!
https://trans-femi.peatix.com/

■開催方法
会場とオンライン併用のハイブリッド開催(後から配信あり)

■チケット代
▽一回券
・一般 1,980円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 1,650円(税込)
・2025年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)
▽通し券(全9回)
・一般 16,500円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 13,500円(税込)

*寄付者の方にはパスポート以外にも様々な特典がございます。これを機にご寄付/パスポートのご利用をご検討ください。

■お問い合わせ
ふぇみ・ゼミ事務所 〒115-0044 東京都北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403
メール  femizemi2017@gmail.com
HP  https://femizemi.org/ 
ご予約・詳細 https://trans-femi.peatix.com/

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について