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名古屋哲一のコラム

 

郵政首切り20年・名古屋哲一の月刊エッセイ

 「エヘンプイ」の年末物販

 つくづく日本に生まれて良かったなあと思うときが、ママある。美味しいお茶漬けを食べたときとか、美味しいおむすびを食べたときとか、美味しいお寿司を食べたときとか。こんなにもお米にお世話になっていたのに、今までほとんど関心を示さなかったボクを、ボクは信じられない。

 「あきたこまち」というお米をたくさんプレゼントされた。分限免職撤回で第一審100%勝利、現在高裁で係争中の秋田・大曲局の須藤伸さんが作ったお米だ。10月28日の国鉄団結祭りでは、4・28ネットの出店で、上京する須藤さんと一緒に「あきたこまち」も販売することになった。

 それでまあ、市場調査まがいをしてみて驚いた。「新米・あきたこまち5k¥2080」「無洗米・新米・あきたこまち¥2380」「減農薬・新米・あきたこまち¥2480」と基本は3段階のようだが、「秋田産100%」と大書きしているところを見ると「100%」ではない安い「あきたこまち」があるわけだし、同じ秋田産でも「白神山地」と大書きしているのは100円ほど高いし、安い「複数原料あきたこまち¥1880」は米袋の裏の小さな字を読んで「昨年度産あきたこまち50%配合品」だとやっと解る。「そんなに味が違うのか!」と、何を食べても同じのボクは、内心叫ぶのであった。

 スーパー各店によっても100円や200円は違うし、同じ店でも、通常価格・お買得価格・もっと安い広告価格・更に安い300人様限定等の激安価格と、値段があって無いような気になってくる。不正なブレンドや嘘表示、たとえ何をやられたって解りゃあしない。ついでに、どうでも良いのだが、「こしひかり」も産地によりすごい差があり、突出値段の「魚沼産¥3680」を見た時には、何だか知らないがドタマにきたのだ(農村破壊・減反政策等々に苦しめられているお百姓さん、勝手なことばかり書いてごめんなさい)。

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 それで、皆様お待ちかねの(?)年末物販である。「あなたのお名前で、あなたのご指定先へ、産地から直送! 贈物・お歳暮にもどうぞ」の北海道特産品。以前は国労札幌闘争団(4党合意賛成)の運営会社にお世話になっていたが、今年夏期物販より、国労北見闘争団(4党合意反対)運営の「北見ユニティ」のお世話になっている。格安仕入の水産物会社とも、保証人になり引き合わせてくれた。昨年末までの9品目が12品目へ増えもした。

 この水産物会社の社長さん、気さくでざっくばらんで、いわゆる「社長さん」のイメージとはずいぶん違うのだが、プロ中のプロと思われる人で、ド素人中のド素人であるボクに、懇切丁寧にイロイロ教えてくれる。

 例えば「1銀毛新巻鮭」には、「9月物オホーツク産」とカタログに宣伝文句が書いてある。「9月物」とは、早く獲れれば獲れたほど鮭は良質で、そして一番早く獲れるのが9月だという事を意味している。「オホーツク産」とは、外国産などとは比べ物にならない、一番良い品だという事を意味している。そして尋ねてはいないのに、「雄は雌の1・5倍ほど、値段も味も良い」「そこらで売っているのとはモノが違うさね。エヘンプイ」と続いたのだった。

 ほとんどの品が、カタログ宣伝文句には書ききれていない「エヘンプイ」のメチャグッド品であり、ボクとしては、説明を聞きながら、思わず「売るのはもったいない。自分で全部買い占めてしまおう」と錯覚に陥るほどだった(ホームページ「レイバーネット」の「4・28ネット物販」欄に、近々、12品目すべての「長目の御説明文」を掲載させてもらう予定です)。

 という訳で、別のカタログ40種類商品ともども、是非とも是非とも是非とも、物販への絶大・過大・壮大なるご協力を、よろしくお願い致します。   

2001年11月 名古屋哲一(四・二八免職者)

郵政九州労組・郵政近畿労組大阪北「機関紙11月号」掲載

*タイトルはレイバーネット編集部


Created byStaff. Created on 2005-09-04 20:41:17 / Last modified on 2005-09-29 06:44:54 Copyright: Default

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