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ポラメ病院で交渉…「進展なければ2派ストライキ」

「労使合意の大原則により、全員正規職転換を」

ウン・ヘジン記者 2020.08.10 13:41

5か月ほど非正規職正規職転換関連の交渉が行われていなかった ポラメ病院が8月6日に交渉を再開したことにより、1次ストライキが終わった。 ポラメ病院の非正規職労働者たちは交渉に進展がなければ 2派ストライキを予告している。

▲去る28日、ポラメミンドゥルレ分会ストライキ出征式

ポラメ病院の非正規職労働者たちは昨年9月3日に締結した 「ソウル大学校病院派遣・用役正規職転換労使合意書」を根拠に 10ケ月間、正規職転換の履行を要求してきた。 医療連帯本部ソウル支部とソウル大病院間で結んだ労使合意により、 ソウル大病院本院とソウル大病院江南センターは昨年11月1日に 正規職に転換なされた。 だがソウル大病院が委託運営するポラメ病院は正規職転換されず対立していた。 結局、ポラメ病院の美化、診療予約センター、葬儀場労働者60人ほどは 7月28日に無期限全面ストライキに突入した。

公共運輸労組医療連帯本部ソウル支部のポラメ・ミンドゥルレ分会は、 交渉の再開によりストライキを終わらせ8月10日から現場に復帰した。 ただし出勤・昼食宣伝戦とポラメ病院前での座り込みは続ける計画だ。 労組は病院側が進んだ案を出さない場合、2派ストライキも予告している。

交渉での争点は正規職転換対象とこれによる費用の問題だ。 これらの議論は労使合意書締結の後から続いている。 昨年締結した労使合意書1項には 「病院は派遣・用役間接雇用勤労者を政府の 公共部門非正規職正規職転換ガイドラインおよび人事規定により 全員直接雇用正規職に転換する」と明示されている。

労組側は労使合意の大原則により、 ポラメ病院非正規職労働者216人全員が正規職転換の対象だと主張している。 しかし病院側は診療予約センター(コールセンター)と葬儀指導員は 対象から除外するという立場だ。

これに対して交渉委員の医療連帯本部ソウル支部のイ・ヒャンチュン副支部長は 「労使合意書の大原則は『派遣・用役間接雇用勤労者を正規職転換』ということ」とし 「これによれば用役のコールセンターと葬儀指導員は正規職転換の対象」と説明した。

費用問題については 「二つの職種を正規職転換の対象とするかどうかが争点だが、 病院側は核心的に正規職転換した時に発生する費用累積の問題をあげている」とし 「ソウル大病院本院のように正規職転換をするかどうか見守らなければならない」と話した。

なお2次交渉は 8月11日午前10時に予定されている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-08-14 21:17:58 / Last modified on 2020-08-14 21:17:59 Copyright: Default

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