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地下鉄9号線ストライキ後、「労組幹部職位解除、検察告訴」

労組と市民社会、ソウル交通公社労組瓦解の試みを糾弾

ユン・ジヨン記者 2019.11.08 14:25

ソウル交通公社9号線運営部門が10月にストライキをした ソウル地下鉄9号線労働者に対し、 監査と職位解除、報復人事発令、検察告訴などを行い論議がおきている。 労組と市民社会はソウル交通公社とソウル交通公社9号線運営部門が 遵法ストライキをした労働組合幹部を犯罪者に追い込んで労組瓦解を試みているとし、 反発した。

「9号線安全と公営化市民社会対策委員会」は、 ソウル交通公社行政事務監査が開かれた11月8日午前9時、 ソウル市議会別館の前で記者会見を行い、ソウル交通公社の労働弾圧を糾弾した。

先立って9号線の2、第3段階(彦州駅〜中央報勲病院駅)労働者たちの 公共運輸労組ソウル・メトロ9号線支部は、 10月7日から3日間、安全人員補充などを要求してストライキに突入した。 その後、ストライキ最終日の9日、 労使が交渉で暫定合意案を導出してストライキが終了した。

だが使用者側はストライキ期間、乗務支会長を含む9人の機関士に強力な監査を実施して、 ストライキ終了1日後の10日には乗務支会長の職位解除を試みたと知らされた。 労組の抗議で職位解除の試みは一度失敗したが、 その後、使用者側は該当幹部を業務妨害罪と鉄道安全法違反罪で検察に告訴し、 その後職位解除を強行した。 該当幹部がストライキ期間に列車管制業務を行ったという疑惑からだ。

先立ってJTBCは労組ストライキ2日目の10月8日、 「9号線危なっかしい運行...『管制資格のない労組幹部が調整』」という記事で 管制資格がない労組幹部が列車運行を指示したと報道した。 該当の報道にはソウル地下鉄9号線状況報告文書の内容と ソウル交通公社関係者の証言が含まれている。 JTBCは11月6日にも後続報道で、 ソウル交通公社が該当職員を検察に告訴して国土交通部が監査を始めたというニュースを伝えた。

ソウル・メトロ9号線支部のシン・サンファン支部長は 「ストライキ2日目のJTBCの悪意的な報道で9号線の運営部門状況報告文書が流出したが、 使用者側は知らないという。 6日の続報でもJTBCは証拠もなく労組幹部を糊塗する報道を出した」とし 「これだけでなく、ソウル交通公社は労組幹部を検察に告訴して 『徹底的に調査して厳罰に処するように』と言った。 使用者側は労組幹部を執拗に犯罪者に追いやろうとしている」と声を高めた。

続いてシン・サンファン支部長は 「その後、使用者側は何の根拠もなく該当幹部を本社に出勤させ、 労組の正当性教育を実施して署名を強要し、 まだ容疑が明らかではないのに労組の幹部だという理由で罪人扱いしている」とし 「そればかりか、組織改編という名目で運営機関士4人に報復人事発令を実施した」 と批判した。

彼は「ストライキ期間の列車運行の遅延は深刻ではなかった。 その上、ストライキ2日目の8日の15時、 サムジョン駅でスクリーンドアに障害が発生して使用者側が支援を要請し、 ストライキ中の労組組合員が闘争チョッキを着てスクリーンドアの障害を復旧した」とし 「労組の闘争指針の最初は、 市民の安全と生命を最優先とするということだ。 故意に列車の遅延を狙ったり、市民を危険に陥れろという内容はない」と強調した。

この日の記者会見の参席者もソウル交通公社が労組瓦解を試みていると糾弾した。 民主労総ソウル本部のク・ジャヒョン副本部長は 「ソウル交通公社が市民の安全のための9号線労働者の要求と労組活動を弾圧しようとしている」とし 「9号線労働者の闘争を支持する」と明らかにした。

社会変革労働者党ソウル市党のチョン・ジャンホ委員長も 「9号線労働者の闘争は賃上げだけでなく、 交通の公共性を強化するための闘争だった」とし 「ソウル市議会は今日、ソウル交通公社行政監査で9号線のような民間委託契約方式が いかに市民の安全を威嚇するのか、実態をまず把握しなければならない」と強調した。

一方、現在ソウル地下鉄9号線の2、3段階(彦州駅〜中央報勲病院駅)区間は ソウル交通公社9号線運営部門がソウル市から委託運営している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-11-13 17:02:43 / Last modified on 2019-11-13 17:02:44 Copyright: Default

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