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起亜車非正規職ストライキ座り込み解除…使用者側、強制転籍を一時中断

ストライキは維持…元請直接交渉、正規職転換の要求を継続

キム・ハンジュ記者 2018.09.05 13:57

[出処:全国金属労働組合起亜自動車非正規職支会]

起亜自動車の非正規職労働者たちが9月4日、ストライキ座り込みを解除した。 起亜自動車は強制転籍を一時中断することにした。 ただし不法派遣直接交渉、正規職転換を要求するために、 非正規職ストライキは維持する。

起亜自動車、金属労組起亜自動車支部(正規職労組)、 金属労組起亜自動車非正規職支会(非正規職労組)は4日、 会議を開き協議期間に同意しない組合員は転籍しないことに合意した。

先立って起亜車は正規職労組との特別採用合意により、 去る8月末に社内下請工程を契約解止と正規職工程に転換した。 同時に既存の社内下請非正規職労働者たちを強制転籍しようとした。 これに反対して非正規職労組が強制転籍中断、裁判所判決による正規職転換を要求し、 8月30日にストライキ座り込みに突入したのだ。

ただし、非正規職の強制転籍中断は協議期間に限る。 3主体(使用者側、正規職労組、非正規職労組)の協議が終われば 特別採用による強制転籍が続くかもしれない。 したがって非正規職労組が正規職転換を実現しなければ強制転籍を防げない。 非正規職労組はストライキは維持しながら、 正規職転換、不法派遣直接交渉を要求する予定だ。

しかし使用者側は既存の非正規職労働者たちに 「今出て行かなければ月給を払わない」、 「解雇される」と言って特別採用を圧迫したという。 また使用者側は特別採用を進めながら、訴訟取り下げが前提だとした。 使用者側が不法派遣の免罪符を得るために、雇用維持を武器として非正規職を抱き込んだわけだ。

非正規職支会のキム・スオク支会長はチャムセサンとの通話で 「起亜車は特別採用により不法派遣の法的責任を回避しながら、 非正規職を苦痛の中に追いやっている」とし 「強制転籍は正規職労組の特別採用合意によるものだ。 強制転籍阻止闘争に『非正規職のない職場をつくる本部』が大きな力になった。 現代車支部は最近現代車非正規職支会の特別採用取り消し要請を拒否したが、 起亜車支部が不法派遣問題を解決する良い先例を作ることを願う」と伝えた。

[出処:全国金属労働組合起亜自動車非正規職支会]

キム支会長は組合員たちに座り込み解除について 「私たちの闘争はこれからが始まり」だとし 「起亜資本に反対し、プラスチック工場を止めた6日間のストライキは組合員の勝利だ。 血の涙を飲んでストライキ座り込みは解除するが、 連帯と気持ちを忘れず、最後まで闘争する」と明らかにした。

一方、労働部勤労監督官は9月3日、起亜車華城工場を訪問した。 今回の非正規職ストライキで発生した元請管理者暴力事態に関し、 再発防止対策を講じたと伝えられた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-09-27 14:47:26 / Last modified on 2018-09-27 14:47:27 Copyright: Default

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