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韓国GM非正規職369人、大量解雇目前

韓国GM昌原非正規職支会「組合員標的解雇をやめろ」

パク・タソル記者 2016.12.29 18:51

[出処:韓国GM昌原非正規職支会]

韓国GMの社内下請業者労働者369人が3日後の解雇を控えている。 韓国GMは11月、昌原工場社内下請業者8社のうち4社に解約を通知したからだ。 解雇を前にした労働者のうち韓国GM昌原非正規職支会組合員が105人も含まれており、 非正規職労組を弾圧するための標的解雇だという主張が提起されている。 解雇が撤回されなければ、全体150余人の組合員のうち2/3が雇用を失うことになる。

金属労組韓国GM昌原非正規職支会、金属労組韓国GM支部は12月29日午前、 韓国GM富平工場西門前で記者会見を行い、 今回の大量解雇を糾弾した。 記者会見文では、非正規職大量解雇は「大量虐殺」であり、 下請企業を交代するときに守るべき原則が守られなかったと韓国GMと政府の誤りを問いただした。

彼らは「GMは集団解雇事態について知らないふりをしているが、 非正規職支会に業務妨害告訴告発をしたのも、業務妨害禁止仮処分申請をしたのもGM」とし 元請が契約解止を撤回しろと主張した。 韓国GMは韓国GM昌原非正規職支会が賃金団体協約闘争の過程で本社抗議訪問を行ったことで、 11月19日に業務妨害などで告訴している。 これと共に業務妨害仮処分申請も続けている。

彼らはまた「政府が今年4月7日に発表した『社内下請けガイドライン』によれば、 下請企業を交代するときの雇用および勤労条件の継承義務が明示されている」とし 「財閥と大企業の不法派遣に免罪符を与えるために作った指針、それさえ自ら破っている」と大量解雇事態にも手をこまねく政府を批判した。

今日の記者会見には金属労組韓国GM支部も参加して 「GMで働くすべての正規職・非正規職労働者たちの団結で対抗する」と明らかにした。 GM支部は12月30日、非正規職支会の代わりにGM本社と会い、非正規職大量解雇の件についての交渉を始める。 韓国GM昌原非正規職支会のキム・ヒグン支会長は 「GMが雇用撤回をしなければ、工場の中に張ったテントを中心として現場闘争を続ける」とし 「現場に用役が入り、いつ撤去されるかもわからない状況なので神経を尖らせている」と話した。

韓国GMは11月30日、メントスパワー、アイピーシー、エイエンティ物流、チョンウ企業の社内業者4社に解約を通知した。 4社に所属する369人の労働者が1か月後の来年1月1日付で解雇されるという意味だった。 翌日、民主労総などは緊急声明書を出して 「韓国GMが『不法派遣正規職転換義務』については知らんふりを続け、 解約の方式で労働組合の無力化と非正規職解雇をしようとしている」と糾弾した。

解約通知を受けた業者4社のうち3社は組合員が多く、 今年争議権を得た後に10年ぶりに生産ラインを止めた核心企業だ。 民主労総のゼネストがあった11月30日にも、韓国GM昌原非正規職支会は争議権を発動してゼネストを行い、 昌原市庁広場での集会にも参加した。

非正規職支会の労組活動は社内下請労働者が提起した不法派遣訴訟に対する大法院判決が出た後にはずみがつき始めた。 6月10日、大法院が韓国GM社内下請労働者5人に対して 「韓国GMの正規職」と最終判決を出し、不法派遣訴訟を提起する動きが大きくなった。 また昨年1月に昌原・群山・富平工場非正規職193人が出した不法派遣訴訟も続いている。 労組加入運動も併行し、50人だった組合員は150人にまで増えた。

金属労組非正規労組の代表者らは17日に会議を開き 「非正規職支会を踏みにじり、二度と昌原工場では非正規職が闘争の夢も見ることができない絶望的な工場にするという企画された労組弾圧」だと指摘した。

解雇通知を受けた人々は、12月14日から雇用、勤続、労働条件の継承を要求してテント座り込みに突入した。 出勤、退勤、昼食宣伝戦と共に、20日には韓国GM昌原非正規職支会のキム・ヒグン支会長と組合員が断髪を行った。 先週からは全面ストライキに入った。 27日の非正規職撤廃のための決意大会には、韓国GM富平非正規職支会をはじめ、 韓国GM群山非正規職支会、現代製鉄非正規職支会、起亜自動車支部華城分会社内下請分会、旭非正規職支会など、 全国各地の連帯組織が参加して、力を補った。

一方、下請企業契約解止の正確な基準について、 契約を担当する購買チームと通話を試みたが、 広報チームの不在で連絡ができなかった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-12-31 14:32:06 / Last modified on 2016-12-31 14:32:07 Copyright: Default

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